- 出演者
- -
オープニング映像。
たくさんの人から支持される電動車いすヤンキーもんちゃん。
- キーワード
- TikTok
門馬裕喜さん、みんなからもんちゃんと呼ばれている。もんちゃんの一日は車いすに乗り移ることから始まるが難しい。日々の暮らしにはヘルパーの助けが必要。先天性多発性関節拘縮症で生まれつき手や足などの関節が変形している。仕事はウェブデザイナー。キーボードを叩くのは左手の中指。以前はホームページの正s買う会社に勤めていて、6年前に独立した。週4日、ヘルパーに入るたいちゃんこと小高太輝さん。もんちゃんが絶大な信頼をよせるたいちゃんはカメラ係でもある。自らをヤンキーと名乗り強めの口調で発信するもんちゃんには深い思いがあった。障害者と健常者の垣根をなくしたいことがもんちゃんが動画を配信する理由だという。きっかけは3年前、仕事の合間に何気なくあげた1本の動画で反響となり沢山の人に支持された。ただ中には心無いコメントもあった。この日は久しぶりに家族と食事。話に花を咲かせたのはもんちゃんの動画について。実は家族に心を閉ざしていた時期もあった。6人兄弟の4番目に生まれ、障害があるのはもんちゃんだけ。物心ついたときにはすでに車いすでの生活。歳を重ねるにつれて周りとの違いを受け入れられず、思春期のころは孤独の日々を過ごした。やるせない気持ちをぶつけた先は母親。転機が訪れたのは養護学校進学し、向き合ってくれる先生や友達との関わりの中で少しずつ心を開くようになっていった。
伊東市にもんちゃんと同じ症状の少女がいる。内藤桃花さんは一日の殆どを寝たきりで過ごす。食事も寝た状態で両親が交代で桃花さんの世話をしている。生まれたとき仮死状態で集中治療室に運ばれた。背骨への負担が大きいため座ることができない。歩行器を使えば少しだけ歩くことが可能になった。母の不安は膨らむ一方だった。2年前、もんちゃんのSNSが目に止まった。生まれて初めて知った同じ障害をもつ人に桃花さんの関心は膨らんでいった。いつしかもんちゃんの強さに憧れるようになった。今年1月、桃花さんは曲がった背骨を矯正する大きな手術に踏み切った。手術から4ヶ月、外出できるまでに回復。
- キーワード
- 伊東市(静岡)
この日はもんちゃんの誕生日パーティー。同じく車いすを使う友達が集まった。もんちゃんの後輩・奥田桂子さんはもんちゃんの影響を受け動画配信をしている。今日ももんちゃんの言葉を待っている人が全国にいる。
「NNNドキュメント」の次回予告。