- 出演者
- 藤田大介 石川みなみ
オープニング映像。
議員定数削減法案について与党側は特別委員会での審議入りを模索している。自民党本部では先程幹部会合が開かれ、定数削減法案の扱いなどを含めた国会運営について話し合われたとみられる。出席した幹部の1人は「全てのケースは想定している」と話した。このあと昼から自民と維新の定例の幹部協議が行われる予定。一方、衆議院の政治改革特別委員会では企業・団体献金を巡る法案の参考人質疑が行われている。与党側は採決を行い定数削減法案の審議に入ることを求めているが、野党側は「採決するには審議が不十分」だとして応じない構え。こうした中、高市首相は参議院予算委員会に出席している。今年度補正予算案は明日の参議院本会議で可決・成立する見通し。自民党関係者からは「定数削減法案は継続審議にするしかない」との声が出ている他、維新幹部も「次の国会でどう進めるかすり合わせが必要だ」と述べている。明日には高市首相と維新・吉村代表との党首会談も検討されていて、ギリギリの調整が続いている。
日本銀行が企業約9000社を対象に行った12月の日銀短観で、景気についての指数が大企業製造業でプラス15と前回の調査を1ポイント上回った。3期連続の改善だという。日銀はこうしたデータなどを元に、今月18日と19日に行う金融政策決定会合で政策金利の引き上げについて協議する。日銀は追加利上げを検討してきたが、トランプ関税の影響を見極めるためこれまで見送っていた。今回の会合では企業業績や賃上げの動向を踏まえ、政策金利を0.5%から0.75%に引き上げる方向で調整を進めている。政策金利が0.75%になれば1995年以来30年ぶりの金利水準となる。
上野動物園の双子のパンダ・シャオシャオとレイレイが来年1月下旬に中国に返還されることが都の関係者への取材で分かった。2頭は中国野生動物保護協会との協定で来年2月20日に返還期限が迫っていた。都の関係者は新たなパンダのつがいの来日は「ないと思う」と話し、またある都議幹部は「政治状況次第だ」としている。日本国内のパンダは和歌山県のアドベンチャーワールドのパンダが今年返還されていて、上野動物園の2頭が返還されると国内でのパンダはゼロになる。
