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カタール・ドーハ、海外遠征は平野美宇にとって日常。同い年の伊藤美誠は一緒に大きくなったライバル。新年初取材、少し高級なレストランに誘った。パリオリンピックも出場でき、目標が叶った1年だったと話した。
オープニング映像。
平野は2000年4月14日生まれ、辰年・牡羊座。意志が強く負けず嫌いの傾向。すき家が好きと話した。この日はカタログ撮影でモデルに選ばれた。パリオリンピックでは団体戦にも出場し大活躍を見せた。オリンピックより難しいとされるアジア選手権で日本女子50年ぶりとなる中国を破り金メダルを獲得した。経験を重ねても技術を更新していかないと取り残されていてしまうことを実感しているという。
今年1月に海外遠征中、一人で買い物へ。栄養管理も気をつけるようになった。年間100日以上は海外の遠征先で栄養管理は大きな悩みという。平野はお米やリカバリーウェア、掛け布団を持ってきている。食事よりも睡眠の方がこだわるという。日本代表女子最年長、最近はコンディショニングの専門家を帯同することも。お米を炊きおにぎりを作った。
去年8月、平野は故郷山梨に里帰りした。母校の小学校、市役所、山梨県庁を訪れた。卓球教室を営む実家は原点、みんなで練習した。3歳5か月で卓球を始め、全日本選手権バンビの部で優勝。オリンピックで金メダルを取りたいと話していた。大阪の強豪チームの練習場で大人に混じって同じメニューをこなし自立心が育まれていった。
リオオリンピックは女子団体で銅メダル。平野の姿は客席にあった。代表争いにあと一歩及ばず球拾いなどをする控え選手にまわっていた。2019年12月、東京オリンピックのシングルスの代表にもなれなかった。平野は実家に帰った。三女亜子さんは3歳のときに軽度の発達障害と診断された。平野を追いかけるように卓球をはじめた亜子さん。姉と同じユニフォームを着て7歳の頃から大会に出場。平野は東京オリンピックでは女子団体で銀メダルを獲得した。
2022年、平野は代表選考レースの序盤で一時は14番手に。第3回パリ五輪日本代表選考会で優勝し平野は調子を取り戻す。パリオリンピックシングルス代表に内定した。女子シングルス準々決勝で韓国のシン・ユビンに3ゲームを連取され、3ゲームを取り返したが敗退した。大会屈指の大激戦だった。
亜子さんは全長杯で優勝し全日本学生選手権に出場できることになった。憧れの姉、これからも背中を追いかける。
先月、平野は会いたかった人との対談が実現。元プロ野球選手和田毅は日米通算165勝、去年43歳で現役を引退した。オリンピックやWBCでも活躍した。卓球はピークが早く最近は特に年下の選手が台頭してきている。張本美和は高校1年生でパリ五輪に出場。早田ひな・伊藤美誠・平野美宇は2000年生まれ。平野は世界ランク13位だが、日本の中では5位。「松坂世代」は1980年生まれで94人のプロ野球選手を輩出。和田は「松坂世代」最期の現役プロ選手。2010年、プロ8年目で初めて最多勝・リーグMVPを獲得。身近なライバルが大事という。平野は「卓球界で新しいことをしたい」と話した。過去オリンピックの女子シングルス・団体の金メダルは中国が独占し中国に勝ち金メダルで終われたら嬉しいという。
平野はWTTコンテンダーマスカットに出場。1回戦を勝利した。
平野は「成長できる1年にしたい、時代についていけるような成長をしなければいけない」と話した。
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