アメリカ・デラウェア州の最高裁が、電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOに対する巨額報酬案を有効とする判断を示した。この裁判は、2018年にテスラが導入したマスク氏に対する成果連動型の株式報酬案をめぐるもの。導入当時の株価で約9兆円に上ったこの報酬案に対し、一部の株主が巨額するとして無効を訴えていた。下級審では株主の主張が認められ報酬案は無効とされたが、最高裁はこれを覆した形。今回有効となった成果報酬案は、テスラ株の上昇に伴い約20兆円を超える規模まで膨らんでいる。マスク氏の報酬をめぐっては、先月にも158兆円規模の報酬案が株主総会で承認されたばかり。ブルームバーグは、巨額報酬案はマスク氏にテスラの業務へ注力させる狙いがあると伝えている。

来年30周年を迎える「たまごっち」。いま第4次ブームが来ている。今なお愛され続ける理由を取材した。おもちゃとしてだけではなく、ファッションアイテムとしても取り入れられている。先月、原宿にたまごっちの専門店がオープンした。たまごっちを作る工場のような世界観で、キーホルダーやぬいぐるみ、限定グッズなど約100種類が売られている。中でも人気なのは、ミニフィギュアの詰め放題。オリジナルワッペンやカバンなどが作れるコーナーもある。たまごっちは1996年に発売された。発売日の大行列、売り切れ続出など社会現象となっていた。トイジャーナルの藤井大祐氏は「時代時代に合わせた付加価値を増やしていって、そういったものが今でも人気の理由のひとつ」と分析した。

時代に合わせた「たまごっち」の付加価値について、バンダイの企画・開発担当アシスタントマネージャーの青柳知里氏に話を聞いた。企画当初は男児玩具のアイデアの1つだったが、流行の中心にいた女子高生にターゲットを切り替え、カバンにつけられるボールチェーン型にした。2004年以降はターゲットを子どもに切り替え、当時流行っていたコンセプトを付与していった。その後、赤外線を搭載したりカラー液晶になったりと、時代に合わせて進化させているという。今年7月に発売したのが「たまごっちパラダイス」。人気の理由は、様々な機能がついていること。掃除したうんちをバイオ燃料に替え宇宙旅行に行けたり、死んでしまう不安を減らすサポート機能など50以上。育てられるペットも51種類まで増えている。発売当初から変えないこだわりは「卵型をして液晶が付いていてボタンが3つある」というアイコニックなデザイン性。もうひとつは「ごはんをあげてうんちを片付けてお世話する」という遊び。世代を超えて楽しまれている。

今年デビュー10周年、SEVENTEENがドームツアーを完走。メンバー4人が兵役で活動を離れる中、残る9人で全世界を巡っている今回のツアー。日本では4都市10公演を開催し、42万人のファンを魅了した。

冨永愛が約20年ぶりの妊娠を発表。相手は4歳年下の俳優、山本一賢。2004年に一般男性と結婚。長男でモデルの章胤を出産するが、2009年に離婚。冨永愛公式インスタグラムより「息子、章胤にも支えられて日々を過ごしております。」。

ロックバンド・LUNA SEAのギタリスト・SUGIZOが交通事故を起こしていたことを報告。事故が起きたのは先週木曜日の深夜、SUGIZOが運転する車がバイクと接触。SUGIZOも負傷しており、医師の指導のもと療養中だという。今回の事故を受け、あす予定していた有明アリーナでのライブを延期に。他のメンバーは年内に予定していたソロ活動の中止・延期を発表している。

過去最多、1万1521組がエントリー。日本一を決める漫才コンテストでたくろうが21代目王者に。結成10年目で初の決勝に進出。審査員9人のうち8票を集め1000万円を手にした。大阪を拠点に活動するたくろうに東京進出への思いを聞いてみると、「今行かなきゃいつ行くんだ的な感覚もある」などとコメントした。たくろうというコンビ名の由来が話題になっている。「たく」は木村拓哉から、「ろう」はイチローからきているという。

Mrs. GREEN APPLEが初の5代ドームツアーを完走。ライブ中盤には高さ約20m、重さ約100tの巨大な塔が出現。12公演で約55万人を動員。

福山雅治、稲葉浩志がタッグを組んだ映画「ラストマン」主題歌のミュージックビデオが先程到着。福山が「すさまじく楽しかったですね」、稲葉が「高校生が友達の家に行ってみたいなそんな感じですよね」などとコメントした。

新幹線ディスコは37年前に一度行われた伝説のイベントで、昭和100年を記念してカムバック。マハラジャ六本木のDJ BOSSやDJ KOOも参戦。東京、大阪間の約2時間半、車内はバブルのよう。

今シーズン、ワールドシリーズ連覇を果たしたロサンゼルスドジャース。ただ、その“代償”が史上最高額になったことが話題となっている。それが「ぜいたく税」。チームの総年俸が規定額を超えた場合に支払わなければならない罰金のようなもの。今シーズンのドジャースはサイヤング賞を2度獲得したスネル投手らを補強し、総年俸は659億円。大谷翔平選手の約100億円とも言われる“後払い年俸”は含まれていない。日本の球団で最も高い年俸総額はジャイアンツの43億円（日本プロ野球選手会調べ）。ドジャースのぜいたく税は267億円。今回ぜいたく税を取られたのは9球団。2番目に年俸総額が多かったのはニューヨークメッツ。ぜいたく税は144億円だが、ポストシーズンに進めず。年俸総額で30球団中29番目のホワイトソックス。ヤクルト・村上宗隆選手の入団が決定的だと今朝のサンケイスポーツが報じている。2年総額54億円のオファー。過去には井口資仁や高津臣吾が所属していたが、チームが現在2年連続で最下位。ホームラン数と得点数は今シーズンワースト2位。そんなチーム事情の中、主力バッターとして期待されている。チームの公式SNSも「ようこそシカゴへ」と投稿しているが、共同通信は村上選手の背番号が「5」、あす入団記者会見を行うと報じている。

この週末、沖縄で行われたのはヤマイモの重さを競う大会。60年以上の歴史があり、今年は愛好家48人が参加。優勝したのが総重量174．5キロ、山田正のヤマイモ。山田が「やっぱり1位はいいですね！」などとコメントした。

先日、南極で行われた“ちょっと変わったレース”が話題となっている。うしろ向きで走るレース。総距離は約1600m。初代チャンピオンに輝いたのはカナダの男性。選手らは南極で行われたアイスマラソンの参加者。迎えの飛行機を待っていたが天候の影響で遅れたため、待っている間に時間つぶしに始めたという。

シマエナガ体操を伝えた。

東京・港区赤坂の中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。

きのうの夜に決まったフィギュアスケートのオリンピック代表。特に女子シングルは大混戦となっていた。優勝すればミラノ・コルティナオリンピックの代表に内定するフィギュアスケート全日本選手権。世界選手権3位の千葉百音選手は、スピンとステップで最高難度のレベル4をマーク。シニア転向1年目でグランプリファイナル2位の中井亜美選手は、最大の武器であるトリプルアクセルにミスが出るなど得点を伸ばすことができない。最終滑走は今シーズンで引退を表明している坂本花織選手。ジャンプはすべて加点をもらえる完成度で、演技構成点も全体のトップ。見事5連覇を達成した坂本選手は、日本女子では初めて3大会連続のオリンピック代表に内定した。坂本選手は「最後の最後まで自分らしい滑りができた」とコメントした。大会終了後にはミラノ・コルティナオリンピックの代表が発表され、女子は坂本選手に加え中井選手と千葉選手が内定した。男子は全日本連覇の鍵山優真選手、佐藤駿選手、三浦佳生選手が代表に選ばれている。

ポスティングシステムでメジャー移籍を目指していたヤクルトの村上宗隆選手。交渉期限があすに迫る中、ホワイトソックスが契約合意に至ったと発表した。メジャー公式サイトによると、契約は2年総額約54億円、背番号は「5」。ホワイトソックスは過去に高津臣吾氏などが所属していたチーム。村上選手はあす入団会見を行う予定。

30年以内に70％の確率で起こるとされている首都圏直下地震だが、政府が12年ぶりに被害想定を書き換えた。死者は1万8000人、避難者は480万人などとなっている。納得がいかない東京都の小池知事は「自分たちで想定を出し直す」と政府を批判している。きのう都内のホームセンターでは、地震に備え防災グッズを買い求める客の姿があった。ユニティ狛江店の黒木洸太氏は「防災の意識が高まっていると思う」と話した。今月8日、青森県八戸市で最大震度6強を観測した地震が発生。きのうも青森や岩手県などで最大震度4のやや強い揺れを観測し、東北新幹線が一時運転を見合わせた。政府の報告書によると、都心南部直下地震が発生した場合、想定震度は茨城県から神奈川県の5都県で震度6弱以上。東京都では最大震度7を観測するとされている。

新しい被害想定として今後求められるものは、高層マンションでの被害想定。過去の被害データが十分に無く、倒壊などの建物被害や死者、けが人の推定の数を算出するのが困難だとされている。番組では地震体験と被害のシミュレーションを行う企業を取材。高層マンションでの震度5の地震を再現し体験した。白山工業・防災企画グループの手柴憲人氏は「地表面の揺れがビルを大きく揺さぶって共振していき振幅が大きくなるため、家具の転倒で下敷きになり身動きが取れなくなって亡くなることも、最悪の場合考えられる」と話した。高層階の住宅では家具の固定を徹底するなど、対策を意識するよう呼びかけている。

おととい宮城県大和町の山林でイノシシ用のわなにかかり駆除されたクマ。わなの近くでは89歳の男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。頭や手に外傷があり、クマに襲われたとみられている。環境省によると、クマによる死者は2016年以降、12月には確認されていない。男性がクマに襲われたと断定された場合、この10年間では初めて12月にクマ被害による死者が出たことになる。先週金曜日の夕方、広島県北広島町で箱わなの近くにクマがいるのが撮影された。この日の朝、「箱わなにクマ1頭が入っている」と住民から連絡があった。わなにかかったのは子グマで親とみられる別の目撃情報もあったため、職員やハンターが捜索を行った。別のクマは現れず、子グマは山に返された。