おととい千葉市内の横断歩道を渡っていた高校1年の女子生徒が、右折してきたトラックにはねられ亡くなった。警察は運転手を逮捕し、事故の原因を調べている。

先週金曜日、台湾の中心都市・台北市の繁華街で起きた無差別切りつけ事件。男は横断歩道の真ん中で発煙弾を投げると、刃物で通行人を次々と切りつけ百貨店に入っていった。その後、男は駆けつけた警察官に取り囲まれると、屋上から飛び降り死亡が確認された。3人が死亡し、11人が重軽傷を負った。当日の男の足取りがわかってきた。午後3時ごろ、男は自宅を含む4箇所で放火。午後5時ごろには、台北駅の構内で発煙弾を複数投げた。止めに入った人1人が切りつけられ、その後死亡した。男は逃走し、2日前から泊まっていたホテルへ。1時間後に再び外出し、繁華街での犯行に至った。当時、救護活動にあたったジャーナリストの木下黃太氏は「怪我した人の血を手で押さえたが止まらなかった」と話した。現地メディアによると、容疑者は学生時代は成績優秀で教師たちからは「模範生徒」という認識だったという。大学卒業後は空軍に所属していたが、2022年に飲酒運転で除隊処分に。今年の7月には兵役をめぐる条例違反の容疑で指名手配されていた。さらに男が宿泊していたホテルの部屋から、タブレット端末に保存された「犯行計画書」が発見された。ほぼ犯行計画書通りに実行したという。

おととい京都府精華町にある近鉄京都線・新祝園駅近くの踏切で、軽自動車と特急列車が衝突した。軽自動車は衝突前、遮断機の下りた踏切前で停止していた別の軽自動車に衝突。その軽自動車を踏切の奥に押し出した上で、踏切の中で停車した。そこに走ってきた特急と衝突し、押されて駅の手前で止まり炎上した。火は3時間ほどで消し止められたが、運転手の死亡が確認された。

先週木曜日、総理官邸の関係者で安全保障を担当し、高市総理に意見する立場にある人物が“個人的見解”として「核を持つべき」と発言。木原官房長官は、政府の見解は変わらないと強調した。唯一の被爆国としての日本が長年掲げてきた非核三原則だが、高市総理は就任前に「“持ち込ませず”という部分については、議論しなきゃいけない」と見直しを持論として発言していた。総理官邸関係者の発言に対し、公明党の斉藤鉄夫代表は「驚きと怒りを感じる」、立憲民主党の野田佳彦代表は「こういう方が総理の側にいては良くないと思う」などの述べた。今回発言した関係者は、非核三原則を見直すことはないとの考えも示している。

広島県被団協の佐久間邦彦理事長は「政府のそういう筋から出たことについて許せない」と反発。外務大臣や防衛大臣を歴任した河野太郎氏は、SNSで「議論そのものを排除すべきではない」と指摘した。関係が悪化している中国外務省は、「日本が国際的な核不拡散体制を破壊する混乱の源」と批判。北朝鮮は「日本の憲法と国際法に対する挑戦だ」などと反発している。

来月下旬、中国へ返還される上野動物園のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」。発表後初の週末を迎えたおととい、深夜から並ぶ人の姿があった。約3600人が並び、上野動物園は開園を15分早めて対応。午前10時半すぎにはパンダの観覧が締切となる人気ぶりだった。予約無しでの観覧が最終日となったきのうは、4000人以上が行列を作った。パンダの観覧は、あすからは先着順の事前予約制に、来月14日以降は事前申し込みによる抽選制となる。

今年、女性のタクシードライバーは全国で13,078人と過去最多になった。鉄道やバスが減便され、タクシーが生活に欠かせない地域もある。タクシー事業の運転者数の推移グラフによると、運転者数は年々減っている。人手不足を解消するため女性や若手ドライバーの獲得が急務。女性2割、平均24歳のタクシー会社を取材した。年末利用が増える中、タクシードライバー歴17年の村瀬沙織も取材。運転技術に加え、女性ならではの気遣いもある。タクシー業界はこれまで男性中心の社会だった。村瀬は最初はノイローゼになるかと思ったなどとコメント。以前はハラスメントも横行していたという。

東京都江戸川区にある日本交通葛西営業所を取材。この営業所では女性ドライバーが2割を超えた。タクシーの運行を管理するのは20代女性。その奥で血圧をチェックしているのも20代男性。平均年齢は24歳。休憩所では乗車勤務中でないドライバーがシフトでカフェの店員をしている。日本交通では女性の管理職を増やし、相談窓口を設置するなど、女性にも働きやすく稼ぎやすい環境作りを進めている。新卒で就職したタクシー乗務員の椎木琉加、24歳は、営業所が若いパワーに満ちあふれているなどとコメント。午後3時から翌日午前9時まで勤務。高収入に繋がることも就職を決めた大きな理由になったという。基本給と歩合制で30万円ぐらいになる。防犯やハラスメント対策として車内カメラに加え、ドライバーがアラートを出すことで営業所を通じて警察に通報できる体制を整備。安心して接客できる環境作りが進められている。日本交通は女性を含む100人以上の新卒ドライバーを確保。

きょうは冬至。「ん」が2回つくものを食べると運気が上がるという。

東京・港区赤坂の中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。

けさのテーマ「肉や魚やお米まで！進化する都会の直売所」。東京・世田谷区二子玉川駅から徒歩圏内にあるファーマーズマーケット二子玉川には朝9時から行列。店内には新鮮な野菜が50種類以上あるが、昼前には売り切れに。近所の農家たちが野菜を持ち込む直売所。高品質なのにお得だと評判に。サラダかぶの「もものすけ」やズイキなど、スーパーでは見かけない野菜も。JA東京中央・青山早紀が「農家さんの情報を手にいれる場所にもなってます」などとコメントした。

いま直売所が都市部に増加中。わくわく広場も都市型直売所。全国の生産者から農産物が直接届くシステムで、市場を介さない分、お手頃価格。商品数も充実していることも人気の理由。店があるのは東京・日本橋。わくわく広場は現在全国に192店舗あり、今年は都市部に23店舗オープン。いまや直売所もチェーン展開している。わくわく広場広報・矢野幸代が「生産者にとってはご自身の名前が一等地で販売できるという認知度アップに繋がって都市部の店舗は非常に人気」などとコメントした。

東京・練馬区の農家はコインロッカー型の直売所。経営する吉田は家族で農家を営んでおり、畑のそばにコインロッカーを設置。84ものロッカーがあり、オレンジ白菜など17種類の野菜を販売している。営業開始は午前10時からだが、客が次々に来店。壁には野菜を美味しく食べられるレシピが貼られており、インスタグラムにも写真を載せ宣伝している。田柄すずしろ農園・吉田真理子が「インスタを始めてから若い方が増えたり遠方から車で来る方が増えました」とコメントした。

東京・練馬区の井口哲哉もコインロッカー型の直売所で野菜を売っている。コインロッカーがあるのは練馬区役所。練馬区都市農業課・清水健央が「区役所に来ていただいた区民の方々に直売所で売っている野菜を知ってもらって農業者の直売所に行っていただきたいなという橋渡しの役目をしております」などとコメントした。

神奈川県川崎市にはコスギグリルマーケットという直売所がある。店内ではバーベキューをして食事を楽しむ人たちが。全国から厳選した牧場直送の新鮮なお肉を提供するUEHARA MEAT。魚市場鈴治は豊洲で生鮮魚介を扱う仲卸「山治」が「鈴治」として出店。全国各地から直送されたお米を販売する農家のお米屋さんもある卸問屋の直送所。

「ラヴィット！」の番組宣伝。

神奈川県川崎市にあるコスギグリルマーケット。中に直送所が入った人気店だが、UEHARA MEATには約40種類のお肉が。オススメはA5ランクのリブロースや一番人気の牛ホルモンMIX。魚市場鈴治は海鮮が約70種類。この日一番のオススメが、一度も冷凍されていない大間のマグロ。大間のマグロ盛り合わせが1580円。水曜日はさらに20％オフ。（株）ナチュラ総料理長・配島聡が「仲買さんを通さずに卸問屋の価格で直接市場とやり取りして仕入れている分安く提供できる」などとコメントした。山形県の高級ブランド米「つや姫」が2人前で630円。土鍋で炊いて席まで持ってきてくれる。席の利用料は0円。直接所で購入する食材費のみ。

沖縄・糸満市から中継。沖縄の定番の正月料理は「中身汁」。かつお出汁と醤油、お塩などで味付けされたすまし汁。稲嶺精肉店では二槽式の洗濯機を使って中身を洗っている。稲嶺精肉店4代目店主・大城武志が「洗濯機に投げ込んで洗ったら成功した」などとコメントした。

「映画ラストマン -FIRST LOVE-」のお知らせ。

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