チコちゃんが「なんでもっといい人もいるだろうに身近な人を好きになるの?」と聞いた。去年行われた20代から70代の夫婦に出会いのきっかけを聞いた調査で一番多かったのは職場、3位には学校がランクイン。正解は目移りしないように脳がコントロールしているから。理想を追い求めすぎるとパートナー探しに時間がかかるため脳は子孫を残すことを優先し身近な人を好きになるようにしている。好印象だと思った人と接して腹側被蓋野がドーパミンを出して心地よくなり好きになるという。有名人などにもドーパミンは出るが瞬間的な興奮で親密になる想像はしづらい。身近な人のほうが繰り返し腹側被蓋野が反応してよりドーパミンが出やすい状態になり依存度は高まる。身近な人と一緒に楽しい体験をすることでかけがえのない人になる。本当に脳がコントロールしているのか20代~50代の既婚女性6人で検証。夫との出会いは職場、学生時代の同級生。参加者の夫と理想のタイプの人を含めた写真計12枚をランダムに出し、夫と理想のタイプの人は嫌いボタン、それ以外の人は好きボタンを押す。合計3回行い、ボタンを押すまでの平均タイムで比較する。好きなのに嫌いボタンを押すのは、自分の心にウソをつく行動に抵抗が生じるため好きであるほど押すスピードが遅くなる。20代30代の女性は夫の方がスピードが遅くなる人もいたが、結婚歴が長い女性ほど理想のタイプの人のほうが長くなっていた。恋愛中枢が活発に働くのは3年くらいが期限だという。身近な人を好きになる理由は現在も研究中のため諸説ある。