神奈川県真鶴町は東京から電車で約1時間30分。魚介類やみかんが有名な真鶴町に移住を希望する人が後を絶たないという。真鶴町が定める独特の条例「美の基準」がある。美の基準をクリアした住民を訪ねた。カレー店「あしたの箱」の松平さん夫婦は真鶴町に移住して8年目。地元の魚や野菜で作ったメニューを提供している。移住には69もの美の基準がある。眺める場所は町を訪れる人々に眺めを公開する場所と眺めを独占しないように計画すること。20年前に移住した佐宗さんは真鶴町唯一のレモン専門農家。佐宗さんは約3000坪のレモン農家で自然に美の基準をクリアできたという。実のなる木とは、町は果樹園を積極的に保護していくこと、新らしい建物には実のなる木を植えるとよいと定めたもの。ピンクの家に住む神谷さんは傾斜地にアマルフィのピンクの家を建てようと考え、真鶴町と協議し淡いピンクにして真鶴町と調和させた。
住所: 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1164