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「いぐさ」 のテレビ露出情報

茶道や神社で見られる円座はいぐさやわらなどで作られる座布団となっていて、香川・高松市の円座町は菅をつかって円座を作ってきたことが町名の由来となった。菅はお遍路さんがかぶる菅笠にも使われた伝統の素材となっているが、菅円座は普通の円座と違い網目を見せない作りが特徴となっている。職人・葛西家に一子相伝で受け継がれてきたのだといい、讃岐菅円座は円座の中でも最高級品として知られてきたが門外不出の伝統は途絶えてしまった。その中で菅円座の伝統を復興させようとしているのは川口峰夫さんで、地元有志と協力して菅円座の作りを研究するとともに分解して構造を確かめるなどしてきたが構造の完全解読には約5年・製法の習得にさらに5年もの時間がかかったという。技法が明らかになると途絶えた技術を復元するための講座を行い、一子相伝の技を地域の宝へ変えようとした。しかし、菅の供給が不足していることから現在は川口さんしか菅円座を作ってないといい、川口さん自身も引き際を考えているという。それでも伝統が再び途絶えないように設計図は残しているのだといい、記録を残しておけば次の人ができるようになると話していた。地元の小学校では菅を栽培し菅円座の文化を学ぶ時間を設けていて、円座町では菅円座をかたどったお菓子も生まれているなど文化は生き残りつつある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年4月28日放送 7:00 - 7:30 日本テレビ
所さんの目がテン!今だからこそ見直そう 日本の畳
畳は、稲わらでできた畳床という土台の上にいぐさで織られた畳表を貼り、畳縁で抑える構造になっている。近年では藁の変わりに化学床といわれる人口の素材で作られたものも多く、軽くて安いという利点がある。いぐさは、熊本県八代市で生産量の9割以上が栽培されている。表皮をとったいぐさを見るとスポンジのように隙間があいている。スポンジ構造の一番のメリットは調湿効果。稲わらに[…続きを読む]

2024年3月25日放送 17:30 - 17:55 NHK総合
探検ファクトリー(探検ファクトリー)
畳は日本固有の文化で現存する最古の畳は約1300年前のもので薄い敷物として使用されていた。かつては身分の高い者だけが座れる高価なものであったが江戸時代には一般的に普及した。伊丹市の工場では年間25万枚以上製造しており出雲大社や歌舞伎座で使用されている。畳の原料はいぐさと呼ばれる植物で、かつては日本各地で栽培されていたが現在は国内の9割が熊本県産である。畳はそ[…続きを読む]

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