- 出演者
- 鈴木貴彦 網秀一郎 福井慎二 丹沢研二 大沢幸広 小山径 寺門亜衣子 坂下恵理 後藤佑太郎 米澤太郎 塩崎実央 堀越葉月 野口春香 寺井巳央
出演者らが挨拶をした。
気象情報を伝えた。
元日の能登半島地震では輪島市と能登町を流れる6河川で土砂崩れが発生し、川をせき止めてダムのように水がたまる河道閉塞が起きたことを14か所で確認。国土交通省によると先月の記録的な大雨のあと輪島市・町野地区にあった7か所の河道閉塞が消失していることを確認。地震後応急復旧の工事が進められていたが大雨による増水で蓄積していた土砂や倒木が押し流され決壊した可能性があり、大雨の被害への影響について調査を進めている。先月の大雨でたまった水が増えた場所を1か所確認しているが国交省は「切迫した危険はない」と判断し、監視を続けている。国土交通省北陸地方整備局は「引き続き応急工事を速やかに進めていくほか、工事を行っていない場所も監視し被災者の安全確保に努めたい」としている。
1月の能登半島地震の影響で2匹いたジンベエザメが死んだのとじま水族館(七尾市)で新たなジンベエザメの展示が始まった。先月10日に志賀町の沖合で捕獲された雌のジンベエザメ。これまで水族館近くの海上のいけすで環境に慣らすため飼育されてきたがきょうクレーンなどを使って水族館の水槽に移され展示が始まった。のとじま水族館展示海洋動物科長・加藤雅文が「再び泳いでいる姿を見てホッとしている。いままでどおりのとじま水族館のシンボルとして親しんでほしい」とコメント。
先月の記録的な大雨で住宅が浸水するなど被害を受けた輪島市と珠洲市には国の被災者生活再建支援制度が適用されることになり、全壊などの住宅被害を受けた世帯に最大300万円の支援金が支給される。能登町は支援制度の適用対象とはならなかったが石川県は国の制度と同じ最大300万円の支給を決めた。石川県は「被害調査にあたる自治体に県の職員を派遣し認定作業の支援に努めたい」としている。
比布町役場で贈呈式が行われ、地元で収穫された新米「ななつぼし」と目録が贈られた。比布町農協によると町内では約1500haの水田でコメが栽培されていて。子どもたちに地元の食材を味わってもらおうと10年前から給食用のコメを町に贈っているということだ。きょう贈られたのは学校給食1年分にあたる約4tのコメで、町では来週から義務教育学校の給食で提供する予定。比布町・村中一徳町長が「地域でおいしいコメがとれることをかみしめてほしい」、比布町農協・大西勝視組合長が「特においしいコメができた。たくさん食べて勉強や運動をしてほしい」とコメント。
2019年10月の台風19号では東日本や東北で記録的な豪雨となり、茨城県内は那珂川や久慈川の堤防が決壊するなどして2人が死亡、1人が行方不明、住宅など5000棟余が浸水するなどした。大規模な浸水被害が起きた大子町では中心部にある商店街の多くの店に水が入り込んだ。台風のあとは店内や自宅から大量の泥を取り除く作業に追われ、中には廃業して町を離れる人もいた。100年余続く陶器店を営む小崎武広さんは商店街のメンバーとともににぎわいを取り戻そうと取り組んでいる。年2回、商店街の店で扱うコロッケや果物などを100円で販売するイベントを開き、毎回町内外から多くの人が買い求めに来る。イベントは今月下旬にも行われる予定。
2019年10月の台風19号による大雨で長野県内では千曲川など6河川で堤防が決壊、災害関連死を含む24人が死亡、長野市内のりんご畑にも濁流が押し寄せた。長野市・赤沼のりんご農家・成田崇夫さんの畑も水に浸かり、収穫を間近に控えたりんごには泥がつくなどしてすべて廃棄。成田さんの畑ではいま主力品種「秋映」の収穫がピークを迎えている。
JR軽井沢駅近くにあるスキー場(軽井沢町)では毎年県内で最も早い11月初めごろから営業を始める。ことしも営業開始に向けて今月4日からコースの整備が始まり、ゲレンデではきょうも専用の機械で人工の雪を降らせ、雪の山を作っていた。約4mほどの雪の山をいくつか作ったあと、圧雪車で崩しながら平らにならし、長さ約400m、幅約15mのコース2本整備予定。12月後半までには14本あるコースのほとんどで滑走できるよう準備を進める。
高知大学の萩野恭子さんはバケツを投げ入れて海水を汲み上げては顕微鏡でないと見えないような藻の環境を調べる調査を進めてきた。自宅は研究室とも変わりのない設備を取り入れ、100分の1ミリほどの大きさの藻「ビゲロイ」を調べていた。萩野さんはビゲロイについて大気中の8割を含む窒素を直接取り込める能力を持つと研究を行うとともにビゲロイを安定的に培養できる技術も確立したという。すると、この研究は評価される形となり米サイエンス誌にも取り上げられた。NHK NEWS WEBでは詳しい内容を確認することも可能となっている。
サンマの水揚げで知られる気仙沼港では今年も水揚げの季節を迎え、今朝は計187tを水揚げするなど3日連続で水揚げする形となった。8月の漁解禁から今日までの水揚げ量は707tで去年の1.4倍のペースとなっている。一方で漁業情報サービスセンターによると今後日本近海に入る群れは量が少なくなる見込みだという。
秋田県と岩手県にまたがる八幡平の秋田県側では紅葉が見頃を迎え、多くの観光客でにぎわっている。鹿角市・十和田八幡平国立公園の大沼ではカエデやウルシ、ナナカマドなどの葉が赤や黄色に色づき見頃を迎えている。ことしの八幡平の紅葉は先月下旬から今月始めにかけて好天が続いたほか、朝晩と日中の気温差も大きかったことから、例年より1週間ほど早く色づき始めたものの、見頃は例年より5日ほど遅くなった。八幡平ビジターセンターのスタッフは、標高が変われば、どこかで必ず紅葉の見どころがある、ドライブしながらいろいろなところに立ち寄ってもらいたいなどとした。八幡平の紅葉は、今月20日ごろまで楽しめるという。
茶道や神社で見られる円座はいぐさやわらなどで作られる座布団となっていて、香川・高松市の円座町は菅をつかって円座を作ってきたことが町名の由来となった。菅はお遍路さんがかぶる菅笠にも使われた伝統の素材となっているが、菅円座は普通の円座と違い網目を見せない作りが特徴となっている。職人・葛西家に一子相伝で受け継がれてきたのだといい、讃岐菅円座は円座の中でも最高級品として知られてきたが門外不出の伝統は途絶えてしまった。その中で菅円座の伝統を復興させようとしているのは川口峰夫さんで、地元有志と協力して菅円座の作りを研究するとともに分解して構造を確かめるなどしてきたが構造の完全解読には約5年・製法の習得にさらに5年もの時間がかかったという。技法が明らかになると途絶えた技術を復元するための講座を行い、一子相伝の技を地域の宝へ変えようとした。しかし、菅の供給が不足していることから現在は川口さんしか菅円座を作ってないといい、川口さん自身も引き際を考えているという。それでも伝統が再び途絶えないように設計図は残しているのだといい、記録を残しておけば次の人ができるようになると話していた。地元の小学校では菅を栽培し菅円座の文化を学ぶ時間を設けていて、円座町では菅円座をかたどったお菓子も生まれているなど文化は生き残りつつある。
選挙管理委員会によると、投票用紙は小選挙区と比例代表、最高裁判所裁判官の国民審査の3種類で、計1980万枚余りが準備されているという。東大阪市にあるトラックターミナルでは、選挙管理委員会の担当者が立ち会う中、小選挙区と比例代表の投票用紙を積み込んだトラック10台が府内の自治体に向けて次々と出発していった。衆議院選挙は今月15日公示、27日投開票の日程で行われ、各自治体では今月16日から始まる期日前投票や投開票日に向けて準備が本格化している。
今月から熊本市中央区に新たに設置されたのは「若者・ヤングケアラー支援センター」。「ヤングケアラー」は、家族の介護や世話をしている子どもや若者のことで、40歳未満の人であれば誰でも利用できるという。施設には小説や漫画が置かれているほか、インターネットに接続したテレビも設置されていて、平日の午前9時から午後6時まで、自由に過ごすことができる。これまで熊本市では寄せられた電話相談などには対応していたが、子どもたちが自由に過ごせる場所はなかったという。今後は4人前後の相談支援員が常駐し、必要な場合は職員が自宅などを訪問して相談を受けるほか、病院や支援機関にも同行して支援するという。ヤングケアラーに関する相談は電話番号096-243-1300。メールやLINEなどでも受け付けている。
金刀比羅宮の例大祭は、1年で最も重要な祭りで毎年10月9日から3日間にわたって関連する祭典が行われる。このうち昨夜は、昔ながらの装束をまとった約500人の行列がみこしなどを担いで石段を下る古式ゆかしい「みこし渡御」が行われた。みこしは、午後9時に御本宮を出発し、785段に及ぶ名物の長い石段を下って、ふもとの神事場まで約2キロの道のりを練り歩いた。行列の先頭は「お頭人さん」と呼ばれる子どもたちが務め、訪れた人たちは写真を撮ったり、優雅な行列に見入ったりしていた。
国営アルプスあづみの公園では12品種18万本のコスモスが見頃を迎えている。今月中旬まで楽しめる。
気象情報を伝えた。