- 出演者
- 瀬戸秀夫 杉岡英樹 岡野暁 伊藤雄彦 浅野達朗 風間郁乃 坂下恵理 齋藤湧希 森下桂人 塩崎実央 鈴村奈美 義村聡志 和田弥月
オープニングの挨拶。
全国の気象情報を伝えた。
大阪府の様子を中継。
- キーワード
- 大阪府
石川県は能登半島地震で被害を受けた3万2000棟余りの建物について、来年10月までに解体を完了させる計画だが、先月までに完了したのは15.7%に当たる5096棟となっている。こうした中、県は公費解体に加え被災者がみずから業者を選び解体費用を立て替えて実施する自費解体を推進することで被災した建物の解体を加速させることにしている。この自費解体をめぐっては、被災者から建て替えるための資金がないという声が上がっていて石川県は被災者が金融機関から費用を借り入れた際に発生する利子に相当する金額の給付をきょうから始めた。利子は最大5か月分が給付され過去に借り入れて返済が終わっている場合もさかのぼって申請できる。
- キーワード
- 令和6年能登半島地震石川県
米国軍が沖縄などに大規模な空襲を行い、1400人以上が死傷した10・10空襲からきょうで80年。10・10空襲は日本で初めて民間人が大規模に標的となったとされ、体験者たちは翌年の沖縄戦の始まりとしても語り継いでいる。10・10空襲は80年前のきょう、1944年10月10日に米国軍が沖縄県内各地や奄美諸島に激しい攻撃を行ったもの。午前7時前から始まった空襲は5回にわたりおよそ9時間続いた。この空襲で1400人以上が死傷し当時の那覇市はおよそ9割が焼失しコンクリートの建物を除くほとんどの家屋が焼けた。10・10空襲は日本で初めて民間人が大規模に標的となった無差別攻撃とされ668人の死者の多くが民間人となっている。体験者の多くは翌年の沖縄戦の始まりとしても捉えていて、米国軍も空中から沖縄の詳細な状況を撮影するなどして後の上陸作戦に備えて詳細な資料を作成していた。10・10空襲では県内のさまざまな地域で被害が出ていて各地で語り継ぎ追悼する式典などが開かれる。
10・10空襲に遭い沖縄戦では学徒として負傷兵を看護するため動員された女性をモデルにした絵本の朗読会が那覇市で開かれた。絵本は10・10空襲に遭い沖縄戦では白梅学徒隊として負傷兵を看護するため動員された中山きくさんの証言をもとに描かれたもの。きのう、那覇市で朗読会が開かれ絵を描いた磯崎主佳さんが弦楽器の演奏とともに朗読した。10・10空襲の場面では飛び込んだ防空ごうで爆撃の音が激しく鳴り、そのたびに地面が揺れたことやごうを出たあと米軍機の機銃掃射を受けたことが語られた。また、沖縄戦の場面では野戦病院での過酷な体験や戦局の悪化で学徒隊が解散され、逃げているさなか自決を覚悟した兵隊から「君たちは生きるんだよ」と言われて自決を踏みとどまったことなどが語られた。
今日は「目の愛護デー」ということで、宮崎市の神社で使われなくなった眼鏡の供養祭が行われた。宮崎市の生目神社は古くから目の病気が治るとして信仰を集めている。神社にはこの1年に全国から約1600個の眼鏡が集まった。眼鏡は祭壇に供えられ、関係者が玉串をささげて役目を終えた眼鏡に感謝した。半数の約860個はまだ使えるもので、NPOで働く障害者などが分解してきれいに掃除した上でカンボジアや南アフリカなどに送られるという。
昨夜、今年8月の日向灘地震に関するシンポジウムが宮崎公立大学で開かれ、沿岸部で地震や津波のフィールドワーク中に地震に見舞われた五ヶ瀬中等教育学校の生徒たちが報告を行った。生徒たちは当時津波の浸水想定区域にある宿泊施設にいたが、事前に安全な避難ルートについて調査を行っていたため迅速に避難できたという。一方、避難した高台では飲み物を確保することができず、熱中症への対応を考える必要があった他、道路が車で渋滞し可能なかぎり徒歩で避難をする必要性を感じたなどと説明していた。また地震の翌日に行った住民への聞き取り調査では4割余りが避難しておらず、中には避難したくてもできなかった人もいたと紹介し、日頃から地震を想定し災害への備えを進めることが重要だと訴えた。
鳥取・八頭町ではわせ品種のりんご「秋映」の収穫がピークを迎えている。濃い赤色とすっきりとした甘みが特徴とのこと。収穫は今月中旬まで行われる。
東海道新幹線の開業から今年で60年を迎え、静岡駅の駅ビルの中に車両の一部をプラモデルのパーツのようにあしらったモニュメントが設置されることになり、除幕式が行われた。除幕式は静岡駅の駅ビルで開かれ、JR東海や静岡市などの関係者が参加した。この中で駅ビルを運営する会社の竹中正俊社長が挨拶し、「新幹線開業60周年に合わせて静岡らしいものにしようと企画した。多くの人に受け入れられればうれしい」と述べた。このあと、車両の側面に設置されている行き先表示器や座席を実寸大のプラモデルのパーツにした、高さ約2mのモニュメントが披露された。このうち、行き先表示器は目的地などを電工掲示で本物のように表示できる他、座席の机やひじ掛けは実際の車両で使われていたものだという。プラモデルの出荷額で日本一の静岡市は、街のアピールに生かそうと郵便ポストや公衆電話などをプラモデルのパーツのようにあしらったモニュメントの設置を市内で進めていて、今回で13基目になるとのこと。
災害現場で行方不明者を捜索する災害救助犬の活動について学ぶ授業が掛川市の大須賀中学校で行われた。授業には1年生約80人が参加し、菊川市を拠点に活動するNPO法人から災害救助犬4頭と訓練士5人が体育館を訪れた。最初に訓練士が災害現場で壊れた建物などに取り残された人を捜し出す活動を行っていることや、どんな犬でも訓練すれば災害救助犬になれること。それに年に1度の試験を受けて合格しなければならないことなどについて説明した。このあと、箱型のテントの3つのうちの1つに生徒が隠れて災害救助犬が捜し当てる訓練を実演。生徒たちは救助犬の活躍に拍手を送っていた。
中日ドラゴンズの新しい監督に今シーズン2軍監督を務めた井上一樹氏が就任し記者会見で意気込みを述べた。井上氏は鹿児島県出身の53歳。現役時代はパンチ力のあるバッティングを持ち味にドラゴンズ一筋で20年間プレーし、2009年に現役を引退した。指導者としてはドラゴンズの打撃コーチや阪神のヘッドコーチなどを経て今シーズン、ドラゴンズの2軍監督としてチームを率い、ウエスタンリーグで2位となった。井上監督は「勝つチームに成り上がらなければいけない。そういった責務を肝に銘じながらいいチームを作れれば」とコメント。ドラゴンズはあさってから秋の全体練習が始まり、井上新監督の新たなチーム作りがスタートする。
岐阜県高山市で開かれている秋の高山祭で昨夜、祭屋台が町なかを巡る宵祭が5年ぶりに行われた。宵祭は新型コロナや雨の影響で中止が相次いでいてことしは5年ぶりの開催となり訪れた人たちは幻想的な祭りを楽しんでいた。秋の高山祭はきょうまで行われている。
障害がある子どもたちが利用する施設で開かれた撮影会。子どもの体調が安定せず、思うように写真が撮れないとか、子どもが通い慣れた場所で撮影したいという声を受けて開かれた。撮影会を企画した三本翼さんと汐里さん。ことし6月から大学で写真を学んだ友人と出張型の撮影会を始めた。撮影会を始めたきっかけは、生まれたときから心臓などに重い病気がある3歳の娘の存在だった。医師からは「長く生きられない可能性がある」と告げられたが手術をするなどしてことし、七五三の写真を撮ることができた。自分たちが感じた喜びを同じ境遇の家族にも届けたいという。汐里さんは「生まれた奇跡を残しておくとか家族の辿ってきた軌跡を残していく意味がある」、翼さんは「写真を撮らなかったことに後悔してほしくない」と話している。
- キーワード
- 新庄(山形)
お子さんの愛おしくてたまらない表情は家族がよく分かっていると思うので、撮り方も工夫されているのだと思うなどと話した。羽夏ちゃんの両親は、ふだんは仕事や子育てに慌ただしい毎日で家族4人で笑顔で過ごせる時間は貴重な時間だと話している。重い病気や障害のある子ども・家族は地元の保育園や学校に通うことが難しく、外出先も限られるなど選択肢がまだまだ少ない。
タマカイは主に熱帯の海域に生息し、成長すると体長2メートル、重さ180キロに達する世界最大級のハタ科の魚で、高級魚として取り引きされるため乱獲が進み現在、絶滅危惧種に指定されている。瀬戸内町にある近畿大学水産研究所の奄美実験場では、9年前からタマカイを飼育し研究を進めていたが、生息する熱帯の海域より水温が低いことから奄美大島での採卵は難しいとされてきた。しかし去年、いけすで育てていたメスのタマカイに繁殖の可能性が確認されたことから人工ふ化に向けて本格的に取り組み始め、ことし7月ホルモンを投与したメスの体内から卵を取り出し、人工授精させたところ約23万匹のふ化に成功した。実験場によると、人工ふ化させた稚魚の育成は難しいということだが、きょう時点で体長5センチから8センチほどの稚魚240匹ほどが生存しているという。タマカイの人工ふ化に成功したのは国内で2例目で実験場では完全養殖の技術の開発に向け、今後も取り組むことにしている。
サシバは東北地方以南に生息し絶滅危惧種に指定されているタカ科の渡り鳥で、毎年この時期になると越冬のため東南アジア方面に向かう。シイの木などの照葉樹が多く多様な生物が生息する奄美大島は大陸に向かうサシバの経由地であるとともに国内最大の越冬地としても知られている。今シーズンも先月末から島内各地で姿が見られるようになり、野鳥の会や地元の写真家などが観察や調査を始めている。奄美大島で冬を過ごすサシバは、来年4月中旬ごろから繁殖地の本州に戻るという。
出雲市は、鳥インフルエンザなどの感染症によってトキが絶滅するのを防ぐため、新潟・佐渡市の施設からトキを預かり、生まれたヒナを育てる分散飼育に取り組んでいる。きのうは、ことし4月に生まれた5羽のトキが、放鳥に向けた訓練のため出雲市の施設から佐渡市に移送され、飼育員が箱に入れたトキをトラックに積み込んだ。トキはきょう佐渡市に到着し、広い場所で飛ぶ力をつけたり、エサをとったりする訓練を受けた後、早ければ来年の春ごろに放鳥されるという。
このサービス「温泉ゆったり産後ケア」は松江市が、生後まもない子どもを抱える女性の育児を支援しようと今月導入した。対象は松江市に住民票がある、産後3か月から5か月の母親。1日限定のサービスで、玉造温泉や松江しんじ湖温泉の5つの宿泊施設から1つを選び、4時間の日帰りで客室を利用できるほか、食事も提供され料金は割安になる4000円だという。また、助産師が育児の相談を受け付ける客室も設けられ、授乳や離乳食などについて具体的なアドバイスを受けることができるという。このサービスは、ことし12月27日までの平日、利用できるということで、松江市は窓口やホームページで申し込みを受け付けている。
料理長・今西祐介さん「地上にいるけど“空のシェフ”関空とともに機内食一筋30年」を紹介。空港にある機内食工場。ほとんどが手作業の理由は、航空会社によってメニューが異なる上季節ごとに次々に変わるため自動化できないからだという。記事でスポットを浴びているのは料理長・今西さん。ちょうど開港の年に機内食工場に就職して以来30年間機内食づくり一筋の人生を歩んできた。華々しい開港のウラではなれない盛り付け作業に3日間一睡もできずにあたった苦い思い出もあるという。今西さんは500以上のメニューを手掛けてきた。ほぼ毎月のように航空会社の担当者から厳しいチェックを受けているという。細かい要望に応じてきたことで工場全体の評価があがって、今でも今西さんたちが開発したメニューのほとんどが航空会社に採用されているという。3人の子どもの父でもある今西さん。夢を聞いてみると「いつか家族全員で国際線に乗って、これは自分が開発した機内食だぞと自慢できる日がくれば」と話しているという。記事ではこのほか、ステーキの焼き加減に関する機内食ならではの職人技や今西さん独特の開発スタイルなどについても伝えている。