東海道新幹線の開業から今年で60年を迎え、静岡駅の駅ビルの中に車両の一部をプラモデルのパーツのようにあしらったモニュメントが設置されることになり、除幕式が行われた。除幕式は静岡駅の駅ビルで開かれ、JR東海や静岡市などの関係者が参加した。この中で駅ビルを運営する会社の竹中正俊社長が挨拶し、「新幹線開業60周年に合わせて静岡らしいものにしようと企画した。多くの人に受け入れられればうれしい」と述べた。このあと、車両の側面に設置されている行き先表示器や座席を実寸大のプラモデルのパーツにした、高さ約2mのモニュメントが披露された。このうち、行き先表示器は目的地などを電工掲示で本物のように表示できる他、座席の机やひじ掛けは実際の車両で使われていたものだという。プラモデルの出荷額で日本一の静岡市は、街のアピールに生かそうと郵便ポストや公衆電話などをプラモデルのパーツのようにあしらったモニュメントの設置を市内で進めていて、今回で13基目になるとのこと。