出雲市は、鳥インフルエンザなどの感染症によってトキが絶滅するのを防ぐため、新潟・佐渡市の施設からトキを預かり、生まれたヒナを育てる分散飼育に取り組んでいる。きのうは、ことし4月に生まれた5羽のトキが、放鳥に向けた訓練のため出雲市の施設から佐渡市に移送され、飼育員が箱に入れたトキをトラックに積み込んだ。トキはきょう佐渡市に到着し、広い場所で飛ぶ力をつけたり、エサをとったりする訓練を受けた後、早ければ来年の春ごろに放鳥されるという。
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