料理長・今西祐介さん「地上にいるけど“空のシェフ”関空とともに機内食一筋30年」を紹介。空港にある機内食工場。ほとんどが手作業の理由は、航空会社によってメニューが異なる上季節ごとに次々に変わるため自動化できないからだという。記事でスポットを浴びているのは料理長・今西さん。ちょうど開港の年に機内食工場に就職して以来30年間機内食づくり一筋の人生を歩んできた。華々しい開港のウラではなれない盛り付け作業に3日間一睡もできずにあたった苦い思い出もあるという。今西さんは500以上のメニューを手掛けてきた。ほぼ毎月のように航空会社の担当者から厳しいチェックを受けているという。細かい要望に応じてきたことで工場全体の評価があがって、今でも今西さんたちが開発したメニューのほとんどが航空会社に採用されているという。3人の子どもの父でもある今西さん。夢を聞いてみると「いつか家族全員で国際線に乗って、これは自分が開発した機内食だぞと自慢できる日がくれば」と話しているという。記事ではこのほか、ステーキの焼き加減に関する機内食ならではの職人技や今西さん独特の開発スタイルなどについても伝えている。