元日の能登半島地震では輪島市と能登町を流れる6河川で土砂崩れが発生し、川をせき止めてダムのように水がたまる河道閉塞が起きたことを14か所で確認。国土交通省によると先月の記録的な大雨のあと輪島市・町野地区にあった7か所の河道閉塞が消失していることを確認。地震後応急復旧の工事が進められていたが大雨による増水で蓄積していた土砂や倒木が押し流され決壊した可能性があり、大雨の被害への影響について調査を進めている。先月の大雨でたまった水が増えた場所を1か所確認しているが国交省は「切迫した危険はない」と判断し、監視を続けている。国土交通省北陸地方整備局は「引き続き応急工事を速やかに進めていくほか、工事を行っていない場所も監視し被災者の安全確保に努めたい」としている。