金刀比羅宮の例大祭は、1年で最も重要な祭りで毎年10月9日から3日間にわたって関連する祭典が行われる。このうち昨夜は、昔ながらの装束をまとった約500人の行列がみこしなどを担いで石段を下る古式ゆかしい「みこし渡御」が行われた。みこしは、午後9時に御本宮を出発し、785段に及ぶ名物の長い石段を下って、ふもとの神事場まで約2キロの道のりを練り歩いた。行列の先頭は「お頭人さん」と呼ばれる子どもたちが務め、訪れた人たちは写真を撮ったり、優雅な行列に見入ったりしていた。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.