夏休みの旅行にも物価高の影響が出ているよう。海外旅行に行く人を取材すると、食べ物を持って行く“持参旅”の方が増えていた。中には炊飯器を持参する方もいた。都内で20人に、夏休みの予定と予算を聞いた。明治安田によると、去年より夏休みの予算を「増やす」「減らす」と回答したのはそれぞれ約2割。総額の平均は10万円以上。一方で、去年より4万円以上減額すると答えた人も。今年の夏は、発散派と我慢派に二分化している。羽田空港でも旅立つ人の節約模様がみられた。食材の持参旅が増えているという。高騰する旅行代金。今だけお得に泊まれる国内の穴場がある。航空・旅行アナリスト・鳥海さんは、「東京、大阪、京都などといった都市部のホテルの値段が下がっている」という。