夏の甲子園は今日決勝戦を迎える。対戦カードは春夏通じて初となる新旧都対決となった。高い守備力で勝ち上がってきた東東京代表の関東第一と、今大会未だ無失点の投手を擁する京都代表の京都国際が対戦する。関東第一は準決勝で神村学園と対戦し、最後はセンター・飛田優悟選手の好返球で本塁生還を阻止し、勝利した。関東第一の地元・新小岩の飲食店では、多くのお客さんが「関東第一応援ランチ」を注文していた。東京都は今日、都庁の展望室で決勝戦のパブリックビューイングを開催。小池都知事も出席予定だという。
一方、京都国際には韓国・尹錫悦大統領からエールが届いた。京都国際は韓国系の民族学校がルーツで、2003年から日本でも認可されて現在の校名になったという。そんな京都国際は準決勝では春のセンバツで敗れた青森山田と対戦。2点を追う6回に一挙3点を奪って逆転し、今大会無失点の左腕・西村一毅投手が1点のリードを守り抜いて3対2で勝利した。