きょう発表された景気動向指数。日本経済が戦後最長の景気拡大かと専門家から意見が出ている。自動車、カラーテレビ、クーラーは新三種の神器と言われ、個人消費が大きく拡大した「いざなぎ景気」は57カ月続いた。さらに「バブル景気」は1991年にかけて51カ月続き、2008年までの「いざなみ景気」は自動車などの輸出が景気を牽引し、戦後の景気拡大期間として最も長い73カ月続いた。今回そのいざなぎ景気を超えたという声がある。きょう内閣府が発表した今年7月の景気動向指数で、景気の基調判断を維持したため。今の景気拡大期間の始まりは新型コロナウイルスの感染拡大が続いた2020年6月。行動制限により景気が大きく後退していた時期から6年以上拡大が続いていることになる。現在の景気拡大を牽引しているのはAIの利用拡大で半導体需要の高まり。半導体向けの材料を製造するメーカーは3月に新工場を稼働。増産にむけてさらに設備投資を増やすことも検討している。しかし街の人からは実感が乏しいという声も。広島県のお好み焼店では食材や光熱費などが高騰し利益が圧迫している。今の景気に、良いという声はあまり聞かないと語った。専門家は半導体などに偏っているのが原因で、一時的に賃金が上がっているだけと思う労働者は多いと答えた。
