男子平泳ぎ・大橋信選手の特徴はストロークの速さ。競泳は一度に多くの水をかくことが勝敗を左右し、高身長が圧倒的に有利。実際に世界記録保持者のA.ピーティ、覃海洋も190cm以上ある。一方、大橋選手は世界的にも小柄な169cm。体格差を補う武器がテンポの速い泳ぎ。日本選手権で優勝を争った元世界記録保持者・渡辺一平は193cm。2人の泳ぎを比べると大橋選手の方が圧倒的に水をかくテンポが速い。小さくても勝てる道、テンポの速い泳ぎを最後まで持続するため、酸素の薄い高地トレーニングでスタミナを強化してきた。1日に泳ぐ距離は1万m以上。中学時代から指導する太田伸コーチは「チビでもできるところを日本人として見せないと。小さい選手にとって希望の光」と語った。大橋選手は「力を入れずに流れるように泳ぐことを意識しているので、みんなが思っているほど疲れない」と語った。アジア大会まで1か月に迫った先月、初出場したシニア国際大会で2回目の日本新記録をマークした。アジア大会の目標は「すべてで金メダルをとって、あわよくば世界記録も出せれば」と語った。インタビュー後、大橋選手から緊張した時の対処法について逆質問。石川さんは「力が出せないまま帰ったらもったいないという気持ちで立った時は結構うまくいった時が多い」と答えた。
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