海上保安庁で最大の練習船「いつくしま」が23日、横浜港に初めて入港し、一般公開された。「いつくしま」は今年7月に配備された海上保安庁の最新鋭の練習船で、全長134m、総トン数5500tと、これまでの練習船で最も大きな船。海上保安大学校の研修生を乗せ、航海実習できょう初めて横浜港に入港した。操舵室の真下には訓練で実際に船を操舵できる実習船橋と呼ばれる部屋を海上保安庁で初めて導入している。船を島に見立てて海難救助のスペシャリスト、特殊救難隊が釣り人を救助する訓練も行われ、子どもたちが救助用のロープを張る訓練を体験した。