ナマハゲの町として知られる秋田・男鹿市。秋田県は人口減少率が全国でワーストワン。男鹿市も将来的に消滅可能性のある自治体と言われている中、多くの人でにぎわいを見せる場所が。秋田県男鹿市にあるクラフトサケ醸造所「稲とアガベ」。クラフトサケとは日本酒の伝統的な製法を用い発酵段階で副原料を加えたもの。クラフトサケを文化にするため街づくりにも力をいれ醸造所を中心に飲食店、食品加工所など8拠点を展開。一風堂と稲とアガベがタッグを組んで誕生したラーメン店に、地産地消のレストラン、スナックまでも。シャッター通りとかしていた男鹿が徐々に生まれ変わりイベント開催日には4000人が訪れるように。若者の日本酒離れや廃業する酒蔵が増加するなかクラフトサケをきっかけに業界を盛り上げたい狙いも。日本国内では70年近く日本酒の製造免許の新規発行が原則認められていない。しかし副原料を加えると「その他の醸造酒」として分類され、新たに醸造免許を取得することが可能に。クラフトサケの可能性を広げるため、ドキュメンタリー映画「かもしびと」も上映予定。「稲とアガベ」代表取締役・岡住修兵のコメント。