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「かんじき」 のテレビ露出情報

世界遺産の「合掌造り」が有名な富山県・南砺市五箇山。冬ならではの体験ができると聞き、まずは地元の観光協会へ。かつて雪道でも荷物を運べるように作られたという「ベンタ」。大正時代にはベンタの雪遊びも盛んだった。写真や現物は残っていないが、南砺市観光協会の野原さんたちは手探りで復活させようとしている。現代版「BENTA」としてスノーボードほどの大きさにリメイク。貸出も始めている。丈夫で破れにくい五箇山の和紙を使った飾り付け体験も開催。和紙を板に貼り2週間ほど乾かすと完成。特に女性から人気を集めているそう。続いて五箇山ならではのある野菜が食べられると聞き、訪ねたのは五箇山の文化保全に取り組むNPOの西敬一さん。西さんは400年ほどの歴史があるという「五箇山かぶら」を育てている。一時生産が途絶えた五箇山かぶらだが、西さんは保存してあった種を譲り受け19年前に栽培を復活させた。さらに味を知ってほしいと様々な料理を考案。中でも秋に収穫したあと甘酢で漬けたかぶらを食べるのが冬の五箇山の定番だ。実は西さんには別の顔もある。2年前から始まった「“かんじき”トレッキング」のガイドだ。かんじきを履いて西さんとっておきの絶景へ。誰も歩いていない新雪の上だからこそ味わえる体験がある。歩くこと30分、到着したのは庄川と合掌造りが見渡せる絶景スポット。最後に雪を踏みしめて作った雪のテーブルでご褒美のコーヒーで乾杯。西さんは「前から先人がやってきたこと、文化のつながりというか伝統というか、それがあるというのがいちばん五箇山のいいところじゃないかな。そういうものをもっともっと知ってほしい。」などと話した。かんじきトレッキングやBENTAのレンタルは3月ごろまで行われる。運が良ければ動物の足跡にも出会えるかもしれない。

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