TVでた蔵トップ>> キーワード

「きのこ鍋」 のテレビ露出情報

長野県の千曲川のほとりに広がる「戸倉上山田温泉」の温泉宿の1つで創業68年の「亀清旅館」の主人はアメリカ・シアトル出身のタイラー・リンチさんは身長は2mあり、50cm差のある妻の磨利さんと宿を切り盛りしている。コロナ禍が開け、タイラーさんに会いたいと宿泊客が戻り始めている。そんなタイラーさんのおもてなしの秘密は、それぞれのお客さんの顔を浮かべながら布団の位置を決めたり照明の位置など、細かい心配りでお客さんに心地良い時間を過ごせるよう考えているところだ。
アメリカ生まれのタイラーさんは旅館の娘だった磨利さんと25歳で結婚し、11年間シアトルで生活していた。しかし、2代目だった義父が亡くなり旅館の後継者がおらず廃業の危機に直面し、タイラーさんは3代目になることを決意した。先代の女将に旅館のイロハを教わりながら自分なりのおもてなしを作り上げて努力の甲斐もあり、旅館は軌道に乗ったがコロナ禍の影響で厳しい状況が続き、旅館を休んだ際は板長お手製の仕出し弁当を自ら配達したり、温泉水を常連客にプレゼントするなどの地道な努力と工夫で、日本人の宿泊客が戻り始めている。
しかし、外国人客は全盛期の2割ほどで、タイラーさんはコロナ禍前からの温泉水の試飲を温泉の楽しみ方を知ってもらったり、地元のお茶屋さんで美味しいお茶の入れ方などこの街ならではの体験をしてもらおうと工夫を凝らす。夕食の食材のために向かった農園で自らの手で地元のぶどうを取った。日本の果物は外国人客に人気で、特に種なしの大粒のぶどうがうけるはずとタイラーさんは考えていた。さらに日本人客が喜ぶだろうと狙い、きのこを取りに山の中へ入り「じごぼう」と呼ばれるきのこを取った。夕食は地元の食材を使った懐石料理を提供し、食材を気に入ったお客さんにはしっかりアピールし、タイラーさんのおもてなしはお客さんを楽しませた。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.