英国・ロンドンにある王立音楽大学を視察されている天皇陛下。ここを訪問されるのはオックスフォード大学に留学中だった1985年以来。これに先駆けてがんや感染症などを研究する最先端の医療施設、フランシスクリック研究所を訪問された陛下。現地英国の朝刊を飾ったのはチャールズ国王夫妻主催の晩さん会の話題。ここで天皇陛下は贈られたばかりの英国最高位のガーター勲章を初めて着用された。皇后さまはローブデコルテと呼ばれるロングドレスに菊の模様のティアラと最も格式の高い装いで臨まれた。英国に留学していた天皇陛下に「おかえりなさい」と日本語で語りかけたチャールズ国王。ユーモアを交えてジャパンカルチャーに触れる場面も。およそ14分間英語でスピーチされた天皇陛下。先の大戦で敵国として戦火を交えた歴史に触れられ、述べられたのは次の世代への思い。交流はSNSでも。宮内庁と英国王室それぞれのインスタグラムの公式アカウントがお互いをフォローし相互フォローの状態となった。天皇皇后両陛下は日本時間の明日には国王夫妻に別れを告げエリザベス女王の墓に花を手向けられる予定。