新興企業DeepSeekが低コストで開発した生成AIが注目される中、IT大手の間でAI関連の投資を拡大する動きが加速している。ネット通販最大手「アリババグループ」は生成AI開発やデータセンターなどのAIインフラの整備に今後3年間で3800億人民元(7兆6000億円)を投じる方針を示した。SNS「WeChat」を運営する「テンセント」や動画共有アプリ「TikTok」を運営する「バイトダンス」も巨額の投資計画を発表。中国政府も協力に後押ししており、2030年までにAI技術で世界をリードする水準を目指すとしている。