いちごの生産日本一の栃木県で、近年作付面積が拡大して主力品種となっているとちあいかの味を競う初めてのコンテストが、宇都宮市で行われた。とちあいかは栃木県がおよそ7年かけて開発し、2018年に誕生した品種でJAと取り引きのある県内の農家の作付面積は去年初めて8割を超えて、栃木の主力品種になっている。こうした中、生産の栽培技術向上などにつなげようと、県はきのう、初めてコンテストを開催。会場には、県内各地の20余りの生産者が育てた自慢のとちあいかが並べられた。審査の結果、大田原市にあるくまかわいちご園が、最も評価が高い賞に選ばれた。