厚生労働省が発表した去年の出生数は9年連続で過去最少になった。婚姻件数は前の年を上回ったものの最低水準となった。こども家庭庁の調べでは、婚活に対して未婚者の7割が「具体的に何をすればいいかわからない」「自分に自信がなく何か行動したところで結婚相手を見つけられると思えない」と回答している。婚姻数は右肩下がりに減少しており、去年は戦後2番目に少ないものになった。出生数も9年連続で過去最少を記録し、去年は外国人も含めて72万988人。政府の想定では出生数が72万人台となるのは2039年だった。15年早いペースで少子化が進んでいることになる。結婚する人を増やそうと、東京都がマッチングアプリをスタートするなど出会いの場が重要視されている。