富山の「ゴンゴン鐘つき大会」は上日寺で毎年行われる祭礼「ごんごん祭り」のメインイベント。江戸時代、農民たちが雨乞いの成功を祝って鐘を打ち鳴らしたのがごんごん祭りの始まり。大会には北陸の力自慢が集結する。重さ約50kg、長さ2.5mの丸太を使用し制限時間1分間で鐘をついた回数を競う。出場者の平均が30回前後のところ、2023・24に優勝した吉田智さんは133回の記録を打ち出した。しかし「音が小さい」と物議を醸している。運営スタッフによると毎年2名の係員で鐘の回数を計測するが吉田さんの出番の時に計測に厳しい境さんが不在でジャッジが甘くなってしまったという。