今回のモビリティショーで台風の目として注目されているのが、中国の電気自動車最大手のBYDだ。日本専用の軽自動車のEVを今日世界で初めて公開し日本の軽自動車市場に参戦する。今週日曜日、会場では各メーカーの新型車の展示の準備が着々と進んでいる。スバルやマツダも極秘に準備を進める中、会場の裏側に車を載せた1台のトラックが到着。中国の自動車メーカー、BYDが日本に初投入する軽自動車のEV「BYD RACCO」だ。中国の深センで日本専用のモデルとして生産されこの日、日本に上陸。商品企画の責任者である田川博英部長は日産で長年軽自動車の開発を率いてきた人物。2019年に日産を離れたあとこの夏、BYDへ入社。軽自動車のEVプロジェクトを任されることになった。田川氏がこだわったのは、丸みを加えたデザインと高めの車高。BYDが独自の薄型バッテリーを床に敷き広い車内空間を確保した。来年夏からの販売を予定し、価格は200万円台前半を目指す。一方、迎え撃つ日本勢も軽自動車大手のスズキは初となる軽のEV「Vision e-Sky」のコンセプトモデルを発表。価格は未定としながら来年度に量産化する予定だ。先月に投入した軽のEVが好調なホンダの三部社長は「負けない商品を作る。それに尽きる」と述べていた。激戦の火ぶたを切った日本の軽のEV市場。異例のタッグで臨むBYDの田川部長は「開発の力がとてもある会社なので、一緒にやっていけばもっといい車になる」と話していた。
双日総合研究所・吉崎達彦は「以前BYDのブースに行ったがめちゃくちゃ勢いを感じたので、日本勢もこれからがんばってもらいたい」と話していた。
双日総合研究所・吉崎達彦は「以前BYDのブースに行ったがめちゃくちゃ勢いを感じたので、日本勢もこれからがんばってもらいたい」と話していた。
