今年の春闘でファミレス大手のすかいらーくHDがベースアップを含む6%あまりの賃上げを行うことで労働組合側と合意した。会社は“物価高騰でも従業員の生活水準を向上させ、賃上げによる経済の好循環につなげたい”としている。松屋フーズHDは組合との交渉を例年より前倒しして去年12月に実施し、初任給の引き上げの他、ベースアップと定期昇給を合わせて10.9%の賃上げを決めている。日本マクドナルドも平均4%の賃上げを行う方針。深刻な人手不足のなか、高い水準の賃上げによる早期の決着が相次いでいる。
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