せんぞく・関節リュウマチなどは体内で免疫細胞の一種が集まり同じ場所に長期間とどまることで慢性的な炎症が起こるとされている。千葉大学の平原潔教授らの研究グループは肺に炎症を起こしたマウスで免疫細胞が患部にとどまる原因を調べた。その結果、血液中の免疫細胞と比べHLFというたんぱく質が強く働いていることがわかった。HLFを作れないように遺伝子操作したマウスでは、人工的に肺に炎症を起こしても免疫細胞は患部にとどまらず炎症も軽く抑えらえたという。研究グループはHLFが慢性的な炎症の原因だと結論づけた。花粉症患者の目から採取した組織でもHLFが強く働いていて、同様のメカニズムがヒトにもあることが示唆されるとしている。
