“展覧会”というと、静かな場所で作品を鑑賞するのが一般的だが、最新のテクノロジーやさまざまなアイデアを取り入れた新しい形の展覧会が、この夏休み、家族連れでにぎわっている。東京・渋谷区のベルサール新宿南口で開催中のイマーシブミュージアムは、絵の中に入り込んだような没入感に浸れる“新しい形”の展覧会。昨年、累計50万人以上の動員を記録。第3弾となる今回は、日本の浮世絵が初めて登場。さらに、公式アンバサダーの俳優・吉沢亮さんがオーディオガイドを担当。そごう横浜店のそごう美術館では絵本作家・ヨシタケシンスケさんが、初めて大規模な個展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を開催。作家としてのデビュー作「りんごかもしれない」以降、幅広い層に人気。