今、SNSで話題の絵。壁の張り紙を拡大していくと、もう一枚の絵が出てきた。今度はスマートフォンのレンズに寄っていくと、またレンズの中に絵がある。大手飲料メーカーの広告として作られた作品。無限に続いていく様子から無限アートと呼ばれている。企業の広告やゲームアプリに活用され、話題になっている。作品を手がけたのはイラストレーター・漫画家・たきやまなおさん。始めは海外で流行したという無限アート。北アイルランドに住むアーティストが描いた作品は緻密に描き込まれた線と奥へどこまでも続いていく様子が不思議な没入感を生んでいる。たきやまさんにnews every.をテーマにした無限アートを制作してもらった。必要なのはiPadと専用のお絵かきアプリ「EndlessPaper」。まず1枚の絵を描く。そして次の絵を当てはめたい場所を拡大。今回はそらジローの目を拡大し、その中に次の絵を描く。さらにその奥の水筒の中にも絵を描いていく。無限に広がるキャンバスを拡大しながら絵を描き足していくことで無限アートが出来上がる。たきやまさん作「そらジローと春夏秋冬」を紹介。そらジローが他のお天気キャラクターや木原さん達と春・夏・秋・冬を過ごす様子を描いた。下絵も含め7時間で完成。たきやまさんは「緻密に描き込んでいった方がきれいにも見えるし、ひたすら描くのが好きな人にはすごくいいなと思うので面白いですよね。絵が好きな人だったら始められるのでやってみてほしい」と話した。