午後6時、普段は静かな広場に続々と村人が集まってきた。たいまつに火をつけたら祭りスタートとなる。祭りには家族で参加し、たいまつを持つのは子供の役目となっている。こいしてたいまつの火は親から子へ受け継がれてきた。行列が村の中心にでき、それぞれのたいまつを集め大きな火を作っていく。いよいよ祭りのクライマックスとなり、火を囲んでの伝統舞踊となった。ヴラフ人が繋いできた大きな輪の中にはあのイリーナさんの姿もあった。祭りは夜更けまで続いていた。
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