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「てぼう豆」 のテレビ露出情報

続いては「御菓子司 一炉庵」。以前、上生菓子の作り方を見学。4代目・池田功さんは職人歴45年。練り切りは白餡に求肥などのつなぎを練り込んだもの。あんこに求肥を10%~15%入れるのが平均的だが、池田功さんは5%しか入れないという。少ない分、成形が難しくなるが、技術でカバー。春と夏はあっさりしたてぼう豆を多めに使用。秋と冬は味・粘りの強い大福豆を多めに使用している。一人前になるまでに10年くらいかかるという。
一炉庵の「黄味すだれ」は錦玉羹・黄身餡・吉野羹(本葛を使用した羊羹)の3層に重なった上生菓子。錦玉液は寒天・砂糖・水飴などを煮溶かしたもの。細かい筋が入った容器に錦玉液を薄く伸ばして入れる。その後、大納言のかのこ豆を1個に1粒が入るように置いていく。再び錦玉液を流し入れて固める。続いて、白餡に卵黄を練り合わせた黄身餡を小田巻という細く出す道具を使って簾模様に見えるように入れる。熱した錦玉液に本葛粉を混ぜ合わせ吉野羹を作る。黄身餡の上に注ぎ、冷やして固めたら完成。

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