風土記の丘農産物直売所ではおととい、甲府産のトウモロコシ・きみひめが通常よりお得に購入できることから、長蛇の列ができていた。静岡県森町では、ブランドトウモロコシ・森のとうもろこしを目当てに行列ができていた。糖度は20度超で、メロンや完熟マンゴーよりも高い。トウモロコシは、葉っぱで作った光合成のエネルギーを夜、糖分に変えて実に蓄えていくため、寒暖差が大きいほど甘く育つ。トウモロコシは、ことしの食トレンド予測に野菜で唯一選ばれている。トウモロコシは、品種改良が進み、甘いものが増えていて、スイーツのように楽しまれると予想されている。全国各地でブランド化も進んでいて、去年、売り上げ10万本を超えた京都産の真っ白なホワイトコーン「京都舞コーン」は、舞妓をPRに起用している。糖度18度で、1本540円だが、予約が殺到しているという。奈良県でで誕生した「大和ルージュ」は、赤くて甘い。イチゴの2.5倍のアントシアニンが含まれていて、抗酸化作用も期待できる。全国で栽培が進んでいるという。