中には、何に使われていたか店主も知らない謎の骨董もある。91箇所の穴と39個の木製の球体だが、用途は不明だという。600種類以上のボードゲームを販売する「JELLY JELLY STORE」に持ち込むと、店長の銘苅帝汰さんは「『ペグソリティア』というパズルみたいな一人用のゲームに形が近い」などと語った。ヨーロッパで生まれたという「ペグソリティア」は、空いている穴の前後左右の球を飛び越えて球を減らしていくゲーム。しかし穴の並びと球の数が違うため、別物だという。古いボードゲームなどを研究する大阪商業大学の高橋浩徳さんは、縦横13列と7列に並ぶ穴に注目した。本来穴の数だけ球が揃っていたとすれば、「四季のカレンダー」と「古代マヤ文明で使われていた計算機」の2つの可能性があるという。創業123年の老舗カレンダー会社「トーダン」で話を聞くと、3カ月カレンダーは7列✕約13列で非常に近いという。「マヤ文明の計算機説」を検証するため東京理科大学の伊藤稔名誉教授を訪ねると、計算機にある桁を表す枠がなく「同じものだとは言い切れない」という。その後も調査を続けたが、現段階で可能性が浮上したのは「四季のカレンダー」と数を記録する「カウンター(計算機)」だった。
住所: 千葉県野田市山崎2641
URL: https://www.tus.ac.jp/info/setubi/naruhodo/
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