緊急避妊薬の薬局での一般販売を訴える団体「#なんでないのプロジェクト」による調査は、薬局で処方箋なしで実際に緊急避妊薬を購入できた人、購入したかったができなかった人、合わせて68人を対象に行われた。調査結果によると、回答者のうち8割以上が試験的販売に関する情報不足や、対応している薬局が少なくアクセスが難しいなどの理由から購入できなかったという。また、対応している薬局を見つけても、その薬局への問い合わせや購入する際の手順の多さがハードルになっていることも分かったという。団体代表の福田和子さんは今回の調査結果を受け、「女性が“自分のことを守ってくれている”と感じる制度設計をお願いしたい」とし、早期の導入を訴えた。