「マジ」「ヤバい」「ムカつく」は江戸時代から言われていた。「マジ」は江戸時代の遊郭などを舞台にした読み物「にゃんの事だ」によると「気の毒そふなかほ付にて まじになり」という文があり、現代風に訳すと「気の毒そうな顔つきで真面目な様子になった」という意味。「ヤバい」は「東海道中膝栗毛」の中で「おどれらやばなことはたらきくさるな」という表記があり、現代風に訳すと「お前たち法に触れるような危ないことをやるんじゃない」という意味。江戸時代には矢場と呼ばれる女性が弓の指導を行う店があり、風俗店のような商売もしていたため取り締まりが厳しかったという。そのため法に触れることを矢場いと表現するようになった。「ムカつく」は元々平安時代に「吐きそう」という意味で使われていた言葉で、江戸時代に入った頃に「腹が立つ」という意味が使われるようになった。満点を獲得した。