ROSE LABOの田中さんは食用バラの営業活動をしていたがそれ以上にバラが咲き売り先がないという状態におちいったという。そのためにバラの寿命を長く伸ばすには?と考えまず冷凍保存をしジャムなどを作って見ようと思ったという。しかし加工品を作るノウハウはなかった。そこでROSE LABOの栽培を手伝ってくれた人が深谷市で和菓子屋をしていると聴き本気でお願いしてみようと思ったという。その和菓子屋ねだちで懇願したという。しかし和菓子屋だったのでジャムを加工するということに少し戸惑いはあったというが、しかしお願いをしてみたところ快諾してくれ試作を何回も重ねバラのジャムが誕生したという。開発期間一年をかけて完成したコンフィチュール ローズというジャムは食用の花びらをふんだんに使用している。田中さんは全国各地のファーマーズマーケットに進出し手売り販売をしていたという。農業は単純作業の繰り返しで飽きてしまう部分もあるが自分たちのバラがどういうお客にわたりどういう姿になっているのかがみれることでもっと頑張ろうと思えたと答えた。また栽培、加工、販売の6次産業にも成功していた。食用バラのみを販売していた初年度は150万円の売上が二年目にはジャムを販売するなどし2500万円に増加し急成長を遂げた。田中さんは深谷市は花を栽培する農家が多いと答え、暑さがバラにはちょうどいい気候だと答えた。
住所: 埼玉県深谷市田谷98-3