いまだ1689万件が確認されていない消えた年金。発覚したのが2007年で、対象は1996年12月以前に公的年金に加入した人で40代後半以降がこれにあたる。どんな人が該当するのか1つ目は転職が多かった人で、転職の際に記録が途切れている可能性がある。自身で記録を見つけられれば支給額が増加する場合も。次に結婚・離婚によって姓が変更された人。結婚前の旧姓の記録が見つかったことで支給額が増加した人もいる。3つ目は名前に色々な読み方がある人。読み方が間違って登録された記録が見つかった人は支給額が戻ったというケースがある。確認方法は、ねんきんネット、持ち主不明記録検索と検索する。ログインするにはIDが必要だがそれにはマイナンバーカードが必要で、基礎年金番号でも登録が可能。また故人の記録も検索でき、同居もしくは生活費などの援助をしていた遺族なら受給が可能となる。氏名・フリガナ・生年月日で検索出来るが、旧姓での検索、別の読みも検索、生年月日を1日ずらして検索などもポイントになる。毎月誕生月に届くねんきん定期便にはこれまでに支払った保険料納付額、加入期間が書かれているのでこれでも確認できる。