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「はだしのゲン」 のテレビ露出情報

ノーベル平和賞に日本被団協の代表が受賞した。代表委員の箕牧智之さんは原爆投下時は3歳だった。投下の翌日、父親を捜しに広島市内に入り被爆したという。2つ目の原爆が投下された長崎では、田中重光代表委員が被爆をしてから偏見・差別などの苦労を先輩たちはされてきたのでお墓に行って報告しなければならないと話した。ノルウェーのノーベル賞委員会は新たに核兵器の保有を進める国があるなどとした上で、核兵器の使用がいかに容認できないものかを思い起こさせるなどと話した。
日本被団協は1956年に結成された広島や長崎の被爆者らで作る全国組織である。半世紀以上をめぐって核なき世界を目指し、世界中で活動を続けてきた。国連で長崎の被爆者が核廃絶を訴え、2016年には当時のオバマ大統領が広島を訪問した際に坪井直代表委員は握手を交わし、核なき世界を一緒に頑張りましょうと声をかけたのだという。また長崎の被爆者である谷口稜曄さんは亡くなる直前まで核廃絶を訴え続けた。
しかしその思いとは別の方向で世界・日本は進んでいく。122か国の賛成で採択した「核兵器禁止条約」。ただその場には核保有国や被爆国・日本の姿はなかった。2021に発効されたが現在も日本は参加していない。世界は再び核の脅威に立たされている。2022年にはロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した。ロシアのプーチン大統領は核兵器の使用を示唆していた。中東ではハマスがイスラエルに奇襲攻撃をして中東各地に戦火が広がっている。イランの核施設を攻撃する可能性が報じられている中、アメリカの大統領選挙に出馬するトランプ前大統領は核兵器こど攻撃したい対象なのでまず核を攻撃し、残りのことは後で考えろと答えるべきだったと話した。
訴え続けた核兵器廃絶への思いが評価された今回の受賞決定。被爆地である広島・長崎の市民は被害者の言葉も「被爆はしてほしくない」「長崎が最後でいてほしい」とあったのでその願いの一歩に近付けたのではないかなどと話した。ICANのダニエル・ホグスタ副事務局長は本当に感動して胸が熱くなる気持ちで非常に重要なタイミングでの受賞だと話した。はだしのゲンの作者・中沢啓治さんの妻・ミサヨさんからは主人は絶対核兵器は廃絶しかなくこんな恐ろしいものは二度と作っちゃいけないという思いがあったとのことだった。石破総理はラオスの会見で長年核兵器の廃絶に向けて取り組んできた団体にノーベル平和賞が授与されることは極めて意義深いことであったと話した。エマニュエル駐日大使はこれまでに出会った被爆者の方々の核兵器のない世界を築くために尽力する素晴らしい姿に計り知れない感銘を受けたと話した。授賞式は12月10日にノルウェーのオスロで実施される。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月8日放送 18:30 - 21:58 フジテレビ
ザ!戦後80年の映像遺産SP 池上彰×加藤浩次の運命の転換点(ザ!戦後80年の映像遺産SP 池上彰×加藤浩次の運命の転換点)
1945年8月6日、広島に世界で初めて原子爆弾が投下され1945年末までに約14万人が死亡した。漫画「はだしのゲン」は原爆の記憶を描いている。作者の中沢啓治さんは1984年8月6日放送のワイドショーでも父と兄弟を失った被爆体験を生々しく語っている。中沢さんは漫画家としてデビューした頃は自らの被爆体験を語ることは避けていた。最愛の母は長年原爆の後遺症に苦しんだ[…続きを読む]

2025年8月1日放送 23:50 - 0:40 NHK総合
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜(オープニング)
日本の漫画翻訳のさきがけとされる「はだしのゲン」は、1978年に英語で出版された。英語だけでなくロシア語やアラビア語など25の言語に翻訳され、昨年には作者の中沢啓治がアイズナー賞で表彰された。翻訳に挑んだのは素人だらけのグループだった。

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