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「はだしのゲン」 のテレビ露出情報

東京ではだしのゲンの翻訳が始まり、すぐに難しさに気づいた。英語は左から読むため文の方向に合わせてコマの順番を逆にする必要があり、手作業で切り貼りした。広島弁やお経、浪曲はどう訳していいかわからず、メンバーは仏教の英訳本などを取り寄せて約していった。そんな中、日本文化を学ぶために来日していたアラン・グリースンが噂を聞きつけてやってきた。ベトナム戦争の真っ只中で育ち母国の無差別な爆撃に嫌気が差していたアランは、徴兵を拒否して反戦運動に身を投じた。はだしのゲンを読んだアランは、これほどシリアスな漫画はアメリカにないと驚いた。アランはとにかく英訳して配りたい気持ちが強かった、反発が来るか売れるかどうかは考えていなかったと話した。大嶋さんたちは資金集めに奔走し、200万円ものカンパを集めた。完成した本を800冊を刷り、ジム・ペックに送った。ジムは知り合いたちに勧め、評判はサンフランシスコまで轟いた。コミック編集者のレナード・リーファスさんは、うちで出版させてほしいと申し出た。世界最大級の企業グループ、ペンギンからも出版したいと言われた。しかし売り上げが思わしくなく、次々と絶版になった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月8日放送 18:30 - 21:58 フジテレビ
ザ!戦後80年の映像遺産SP 池上彰×加藤浩次の運命の転換点(ザ!戦後80年の映像遺産SP 池上彰×加藤浩次の運命の転換点)
1945年8月6日、広島に世界で初めて原子爆弾が投下され1945年末までに約14万人が死亡した。漫画「はだしのゲン」は原爆の記憶を描いている。作者の中沢啓治さんは1984年8月6日放送のワイドショーでも父と兄弟を失った被爆体験を生々しく語っている。中沢さんは漫画家としてデビューした頃は自らの被爆体験を語ることは避けていた。最愛の母は長年原爆の後遺症に苦しんだ[…続きを読む]

2025年8月1日放送 23:50 - 0:40 NHK総合
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜(オープニング)
日本の漫画翻訳のさきがけとされる「はだしのゲン」は、1978年に英語で出版された。英語だけでなくロシア語やアラビア語など25の言語に翻訳され、昨年には作者の中沢啓治がアイズナー賞で表彰された。翻訳に挑んだのは素人だらけのグループだった。

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