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「はねだし桃」 のテレビ露出情報

山梨県の南アルプス市で誕生した農業生産法人のM.A.C.Orchard。従業員は18人平均年齢は39歳。耕作面積は東京ドーム5個分。桃、ブドウ、、柿を栽培している。冬には干し柿を生産している。社長は飯野公一さん。そのメンバーは全員転職組。広報担当の小野さんは社長の長女。2025年には日本農業賞を受賞。受賞理由の一つは事務所のマップにある。地域に点在する300箇所以上の耕作放棄地を借り上げている。取締は社長の長男の飯野健一さん。高齢化で全国的に増え続ける耕作放棄地。10年後の後継者が不在になる農地は全国の3割を越える。そんな中、.Orchardでは耕作放棄地を引き受けて年々拡大し続けている。
飯野社長は父の作る桃の味を残したいと農家になった。地元の農業大学を卒業後、果樹栽培が盛んなワシントン州で2年間経営を学んだ。帰国後にJAに主食し結婚。30歳で就農した。2001年に42歳の時に農業生産法人を設立。2021年には有限会社M.A.C.Orchardに社名を変更した。ゴールデンウィークは5連休に。また基本は週休2日で、繁忙期は週一日。お盆や年末年始など大型連休もある。システムエンジニアから転職した大塚さん。大型連休は趣味に明け暮れていたという。ゴールデンウィーク明けから作業は本格化し、桃の摘果作業が行われ、余分な実を落とし、収穫する実に養分を集中させる。肥料などを与え、今季は桃の収穫量をアップさせたいという。飯野社長は毎朝3時へ、液体肥料をまくという。筋トレも欠かせないと言うが、60歳の時に変形性膝関節症で手術をした経験があり両膝を手術をしたという。
元幼稚園教諭の菊池勇也さんは、たくさんの桃を作りたいと1年間アルバイトをし社員に。また桃担当の社長の次男の飯野翼さんは、この春に会社初の1ヶ月間の育休を取得。梅雨時を前に桃の袋掛けが忙しくなる中で、社長と取締役は休みをとって神社へ。翼さんの長男のお宮参りを行った。飯野さん夫婦は保育園からの幼馴染で、結婚後には看護師の仕事に専念してもらうために社長が農業と子育てに専念。現在は山梨県立中央病院の副院長をし、60歳で国際医療福祉大学で5年間組織マネジメントを指導した。40年間お互い干渉しない約束だったが大学での指導をきっかけにコミュニケーションの重要性、Z世代の付き合い方をアドバイスをするように。
Orchardには全国から見学者が訪れる。この日は北杜市のイズミ農園の梅津社長の案内で群馬県の農家が見学にやってきた。一般的な栽培方法では枝には実が一つ。しかしM.A.C.Orchardでは4房実らせる。この大量生産を支えるのは省力化の技術。シャインマスカットは先端部分を残す大きな房作りが主要だが、省力化と収量アップのために肩の部分を残す。この日訪れていたのはJA南アルプス市の手塚英男さんは細心の情報を伝え、サポートをしてくれるという。Orchardは研修生や外国人技能実習生を積極的に受け入れている。研修生の勇凛佳さんは果樹の大規模経営を学んでいる。研修生は会社から住宅補助をうけての共同生活。勇さんはフィリピン人研修生二人と暮らしている。3人の夢は故郷に戻ってフルーツ農園を経営すること。農業について思うことがあるという。いよいよ収穫の時期がやってきた。桃の収穫は6月下旬から8月中旬の1ヶ月半。今季の目標は桃130トン。地域に点在する100箇所以上の桃畑を過去の生育データを下に効率よく収穫。収穫した桃の3割はJAの共選所へ。はねだし桃の発売では全国のお客が訪れる。またネット販売や大手のカフェチェーンに採用された。

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