ろう学校に通う14歳のMAHOさんは、生まれつき耳が聞こえない。6歳のとき、母親と行ったワークショップで、聴覚障害のデフダンサーと出会い、踊る楽しさを知ったという。デフダンサーチームに入ったMAHOさんは、東京パラリンピックの開閉会式にも参加したという。音のわずかな振動をつかみながら、音楽の雰囲気を感じ、踊っていくという。MAHOさんは、様々なバックグラウンドのある人たちが集まったパフォーマンスチーム「DIVERz」のメンバーとして練習を重ね、大阪でのイベントでダンスを披露した。イベント後、MAHOさんは「自分を誇って良いんだ、自信を持っていいんだと気づけた」などと話した。