輪島市にある道の駅で行われた炊き出しでは地元の祭りに奉仕する団体や飲食店が集まって実施し、ちらし寿司やひなあられが振る舞われた。もらった女の子は「うれしい」と話し、その母親は「今年は家の方でも準備できてなくて、せっかくなので子供たちに食べさせてもらえればと」と話した。一方地震で被災した白山比め神社(めは口へんに羊)では被災した輪島市名舟町の伝統芸能「御陣乗太鼓」が地震後初となる奉納演奏を行った。上杉謙信を打ち払ったことが由来とされ、輪島市で400年以上受け継がれてきた太鼓だが、能登半島地震の影響で打ち初め式ができていなかった。保存会の槌谷さんは「やっと打ち初めが出来た。今年1年これから頑張るぞという感じ。」と話した。