次の原価の高い寿司ネタは活〆はまち。原価が高い理由には水揚げしスピーディーに加工するのに手間がかかる。三重県尾鷲市にやってきたが山と海に囲まれた人口1万6000人のまち。主要産業は漁業。尾鷲港から船を走らせること10分。いはまちやぶりは養殖された物を使用している。これには理由があり、天然の魚がとれなくなっていくので、海の資源を守りつつお客に安定して魚を届けようという取り組み。その養殖では、成長度合いで生け簀を変えてストレスを軽減させている。どうやって10時間以内に店舗へ運ばれるのか?水揚げはまず網で囲み巨大なクレーンでタモですくう。また活け〆は機械で行っている。そして加工場へ運ばれると不合格か合格なのかを機械でわけていく。そして第2関門では身を機械で分けられていき、おろされていく。そしてワケられた身を丁寧に包丁で切わけ。旨味を最大限に残すために皮付きで出荷されている。また、一度も冷凍されていないので、食感や弾力が最高。