きのう群馬・高崎市では気温25.7℃を記録した。強い暖気が流れ込んだ日本列島。各地で2月の観測史上最高気温を更新した。東京も23℃超になり冬とは思えない景色になった。梅も一足早く見頃を迎えている。文京区の湯島天満宮は初夏の装いの行楽客で溢れた。季節外れの暖かさの影響は野菜にも。数日前まで130円で売っていたほうれん草が77円に。しかもサイズは大きめ。季節外れの暖かさで生育が進み野菜が巨大化。春菊・ほうれん草・小松菜・白菜など葉物を中心に価格も2～3割安くなっている。一方で鍋料理を作る客が激減。それに伴って本来なら冬に売れるはずの鍋の定番野菜が売れ残ることが多くなっているという。きょう以降は全国的に気温が下がり真冬に逆戻り。野菜の生育が鈍り収穫量が減って価格が上がる可能性もありそうだ。