「儲かる小学生ロングセラー」ほねほねザウルスは、骨の恐竜がおまけについているお菓子。売上は年間150万個。発売後20年で累計販売数4000万個。おまけが主役のおまけ付きお菓子はカバヤ食品の昔からの得意技。その元祖と呼ばれているのが、47年前に発売された「ビッグワンガム」。おまけに本格プラモデルがつくとあって、年間3000万個売り上げた。「お菓子付きおもちゃ」だとおもちゃ屋さんだけにしか置けないが、「おまけつきお菓子」だとお菓子として全国のスーパーに置けるため売上が全然違うという。ほねほねザウルスは、小学生男子の心を掴むためにほねに工夫をしている。骨のジョイント部分は発売以来ずっと5mmなので、集めた骨で自由に恐竜が作れる。300円くらいで作れるのは、骨のパーツなので塗装など余計なコストをかけなくてすむからだという。