- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次
儲かりアワード2024年夏。この1年で番組に登場した100を超えるビジネス・会社の中から珠玉の儲かりビジネスを選出。選出基準は加藤浩次のリアクション。特にリアクションの大きかったビジネスをピックアップ。
加藤浩次は「芸能人生で、スゲェ・なるほど・マジでの3つで渡り歩いてきた」などと話した。
オープニング映像がが流れた。
「儲かる園芸」ムサシの小笠原さんは、世界初の園芸アイテム「除草バイブレーター」の発案者。この5年で25万台売り上げた大ヒット商品。スイッチを押すと先が振動して細かい根っこまできれいに抜ける。そのため草が生えてきにくいのが特徴。
「儲かる地味チェンジ」カーボーイ。普通の三角コーンの販売数は年間約8千個だが、昨年発売した「穴あきコーン」は、発売から7ヶ月間の販売数は約3万個。穴があくことで風で倒れないということで大人気だという。さらに水にも流されないということで、台風や水害時に危険を知らせる目印になると大活躍。
「学校に入り込んでがっちりビジネス」サカワは黒板を製造。しかし少子化で学校の教室の数が減少したり、ホワイトボードが徐々に普及したりで黒板メーカの数は激減中。社長が引き継いだ時の2018年は約5億円とマズい状況だったが、今期4月決算は過去最高の売上で18億円だったという。サカワの秘密兵器は、黒板専用プロジェクター「ワイード」。黒板に映しているので直接黒板に文字などを書き込める。さらに、ガイド線機能があり、授業に合わせた線を1発で写すことが可能。特殊なレンズで黒板の上から投影しているため、先生が黒板の前に立っても影がほとんど出ない。今春からある都道府県の高校の全教室3300教室に導入したという。
「儲かる小学生ロングセラー」ほねほねザウルスは、骨の恐竜がおまけについているお菓子。売上は年間150万個。発売後20年で累計販売数4000万個。おまけが主役のおまけ付きお菓子はカバヤ食品の昔からの得意技。その元祖と呼ばれているのが、47年前に発売された「ビッグワンガム」。おまけに本格プラモデルがつくとあって、年間3000万個売り上げた。「お菓子付きおもちゃ」だとおもちゃ屋さんだけにしか置けないが、「おまけつきお菓子」だとお菓子として全国のスーパーに置けるため売上が全然違うという。ほねほねザウルスは、小学生男子の心を掴むためにほねに工夫をしている。骨のジョイント部分は発売以来ずっと5mmなので、集めた骨で自由に恐竜が作れる。300円くらいで作れるのは、骨のパーツなので塗装など余計なコストをかけなくてすむからだという。
「社員が〇〇だらけの会社」ヴァンガードスミスは、近隣トラブルの解決支援の会社。近隣トラブルなどの相談件数は毎年1万件ペースで増加している。解決料金は、月額550円のサブスク。9割り程度は電話で解決になるという。社員の皆さんは、元警察官だらけ。マンションの騒音トラブルの相談では、曲名や歌手名を聞き出し騒音の行動を特定することで相手が自覚しやすいという。聞き取り後に不動産会社から連絡先を聞き、騒音を出している本人へ電話をする。当事者に騒音を辞めるよう説明する際にもテクニックがあり、淡々と状況を伝えることで相手を感情的にさせない、「心当たりありますか？」と自問を促し「心当たりならあるかも」と認めさせることになる。「音だけ下げて」とやることを小さく思わせ、命令ではなく協力のお願いで気持ちよく了承してもらう。相談者に結果報告し、トラブルをその日のうちに解決。ヴァンガードスミスの会員数は右肩上がりで、今年1月には過去最高の128万人。
「業界トップ儲かりニュース」貴瞬は、質屋などから宝石を買い取ってリフォームして海外に打っている。天然の宝石は鉱山から掘り尽くされてしまい質の良いものがでてこないが、バブル期に大量に輸入した宝石が日本のタンスなどに眠っているという。年商は207億円。国内ジュエリー業界は年々右肩下がりで市場規模は30年前の3分の1。ところが貴瞬は8年前に創業したばかりにも拘らず、今期の売上は300億円を超える見込み。貴瞬では、バイヤーとの販売以外にも展示会などで即売会もやっている。
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- クマール・サンジェイ貴瞬辻瞬
今年1月に行われた日本最大の宝石の祭典「国際宝飾展」では、10時の販売開始の瞬間カーテンがオープンすると、我先にと人が押し寄せ1日だけで数億円を売り上げた。
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- 東京国際展示場第35回 国際宝飾展貴瞬
「儲かる貨物」ネクストロジスティクスジャパンは、年商5億円ほど。全長25mで、トラックにトレーラーが接続されたダブル連結トラックになる。従来の2両編成トラックだと、後ろの荷台がカーブで当たってしまうが、この連結トラックはドリー（回転台車）を付けているため普通に運転することができる。
荷台が2つ付いているダブル連結トラックは、沢山運ぶため色んな会社の荷物を相乗りにしている。現在契約している41社の約1000種類の荷物でやると、条件は数千万通りあり摘み方のパターン数は100億通り以上ある。そこで導入したのはネロスというシステム。発注内容を入力すると、カナダにある量子コンピューターが分析し40秒でベストな摘み方を計算してくれる。
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